これはミヤゾンさんの言葉です。

 

またスノーボードの話ですみません…


 

タイトルの件ですが,やればやるほど課題が出てきて,うまくできなくて嫌になるという,子供みたいな状態に陥ってしまいました。先週末のことです。


 

「そもそも私,何でこんなに一生懸命やってるんだろう??」


「スノーボードは自分の本当にやりたいことではないし…」 


「家族で雪山を滑りたいだなんて,無理やりこじつけたモチベーションだし…」


「別にインストラクター目指しているわけじゃないし,バッジテストもう受けたくない」


というやらされ感満載の考えが頭でいっぱいになってしまい,夫からのアドバイスを全く受け入れないという状態と化してしまいました。先週の土曜日のことです。


 

実はこれ,夫に対してよくなってしまう現象です。

 

 


なぜ,このような状態になってしまうのか,価値観に焦点を当てて考えてみました。


 

今現在、私がスノーボードをしている理由は,(たとえそれがこじつけだとしても)家族で楽しい時間を過ごしたいから。


 

思い返せば,わたしには家族でスポーツを楽しむという習慣は,ほぼありませんでした。


子供の頃の我が家のレジャーは,旅行に行ったり劇を鑑賞したりといったものが多かった気がします。


習い事も体を動かすものというより、ピアノやそろばんといった、どちらかといえば芸術とか文化系のものを多くさせてもらっていました。


 

これは親の趣味嗜好がかなり反映されますね…


 

なので,私自身がスポーツとの付き合い方を良く分かっていないという課題があることに,今更ながら気づきました。

 


対して夫はスポーツ大好き一家で育ちました。


今でもゴルフなど,家族で切磋琢磨しながら楽しんでいます。

 


どちらが良い悪いではなくて,人によって物事に対する捉え方がかなり違うので,それが面白いなぁ…


そして、当たり前ですが、それは育った環境がかなり大きな影響を与えるのだなぁ…


と改めて思ったところです。




 

話はずれましたが…



価値観には潜在意識が大きく関わっています。


 

自身の深層心理と向き合ってみると,今回スノーボード対して嫌な気持ちを抱いてしまったのは,「スポーツに対してネガティブな印象を持っている」ということにつきるかと思います。


 

それは,自分自身がスポーツに対して真剣に向き合う方法を知らないから。


 

スポーツの楽しさというものを,これまであまり経験することなく過ごしてきてしまったことが大きな要因の1つだと思っています。



 

もちろん,スポーツをしてこなかったわけではありません。


中学生のころは,バレーボール部でキャプテンとして、弱小チームながら自分なりには一生懸命取り組んできたつもりです。


でも,結果が出ませんでした。


そして,うまくチームを纏めることができませんでした。



自分にはやり切ることが出来なかったという、ある意味ネガティブな感情と正面から向き合おうとしなかったことが、スポーツに対するネガティブな感情に繋がっているのではないか、とブログを書いていて気づきを得ました。


 

その後はまともにスポーツに取り組むことはなく過ごしてきましたが,自分とは異なる環境で育って異なる価値観を持つ夫と出会ってから、体を動かして物事を楽しむという機会は増えました。


しかしその付き合い方が分からないという状況に陥っていたのです。

 

 

私は子供の頃、スポーツと勉強をなぜか対極のものとして捉えていました。


 

「一生懸命勉強して良い大学に入って良い企業に就職する」


 

私たちの世代は、これがロールモデルだと教育されている人がかなり多いのではないでしょうか。


 

なので、私は「スポーツ=勉強を妨げるもの」と捉えていました。

 

同年代で、私と同じように、今もこの考え方を無意識に持ってしまっている人は、案外沢山いるのかもしれません。

 

 

原因を過去に見つけ出すわけではありません。


ただ,今までの私が辿ってきた道が現在の私の考えに影響を与えているのは間違いのない事実なので,そこに向き合ってみました。


 

そして…自分の潜在意識を再確認するのには,心を許している身近な人(私の場合は夫)とのやりとりから判断するのがとてもわかり易いということも分かりました。



だから,今回のことはまたしてもとても勉強になりました!

(夫には申し訳なかったですが…)


 

わたしのスノーボードをするモチベーション(動機)は、家族で今しかできないことを沢山経験したいというところが大元です。

 

今はみんなで雪山を楽しみ味わい尽くしたい。

 

この大元の動機は、私の中では本質的なものなので、変わることはありません。(こじつけではありません。)


 

ただ、毎週雪山に通ううちに、自分がスノーボードでどういうことをしていきたいか、どういう姿になりたいかは、変わってきました。


というか、これまではただ滑られれば良いとしか思っていなかったので、ステージが変わったということでしょう。



 

スノーボードアルペンの竹内智香選手みたいに、美しくかっこよく滑りたい。

 

遠い存在すぎますが、新たな目標ができました。

 

これはアファメーションです。

 

今回の出来事は、私が次のステージへ行くためには必然の出来事だったのだと思います。


なりたい姿を考えられるようになったことが成長です。

 

 

なりたい自分の姿のイメージに向け、家族で研鑽しながら残り少ない今シーズンの雪山を楽しみ尽くしたいと思います!

 

今日は、夫が仕事だったので、初めて私と子供2人で雪山に行ってきました!

子供はスキー、私はスノーボードをそれぞれ頑張ってきました。

これも(大したことはありませんが)新たな経験でした。

 

少し時間はかかりましたが、何とか自分の機嫌を自分でとることが出来ました!

今後はもう少し時間をかけずに自分の機嫌をとっていけるようになりたいです笑