今日は4回目の月命日です。

とはいえ、特別なことは何もせず、いつも通り午前と午後に手を合わせ、お線香に火を灯すだけです。

いつもと違うのは、月命日にはメッセージが浮き出るお線香にすることぐらいです。

お供えのお花も日持ちが良いので、今回は買わずです。


数日前の日曜日、同じ病院で働くAさんと待ち合わせてランチとおしゃべりをしてきました。

Aさんとは以前同じ病棟で働いていました。

私が職場復帰して数日後、偶然更衣室で顔を合わせた時、優しい笑顔で「会いたかったよ。今度時間あったらゆっくりお話ししましょう」と声をかけていただいていました。

その約束した日が数日前でした。

Aさんは、2年前ご主人が突然死されていて、今は小学生の娘さんと二人暮らし。

元々持病をお持ちだったご主人が自宅で急変されていて、それを見つけたのが小学生の娘さんでした。

たくさん色んな話をしました。

看護師なので医学的知識がある分、「どうしてあの時」という自責とタラレバは死ぬまで考えますよねとお互い泣きながら話しました。

今度は娘さんと一緒に我が家のお仏壇にお参りしたいとおっしゃって下さいました。




ご自宅でお仏壇お花はプリザーブドフラワーにされているそうで、娘にといただきました。


そして、昨日仕事が終わり着替えていると、同じく以前一緒に働いていたMさんが声をかけてくれました。

Mさんは「何て言っていいかわからない。でもめちゃくちゃ泣いたよ」と、半べそな顔で言ってくれました。

「わかるよ。私が逆の立場だったら、どう声かけたらいいかわからないよ」と答えました。

「ちゃんと食べてる?」と心配もしてくれました。

今月初めの頃は気分が落ちていましたが、最近は「無」に近い状態なので、娘の死を確認させられるような事に対して対応できる自分がいます。

「今度家に行くわ」とMさん。

数日前にAさんとランチしていっぱい話したことを伝えると「Aさんと一緒に行くわ」と。

AさんもMさんも、私を心から心配して下さっているということがわかり、心が温かくなりました。


2日前、私の誕生日でした。

去年は「ごめん。お金がなくてプレゼント買えないから、バイトするまで待って」と言ってました。

私は自分の誕生日とかお祝いされるのが苦手なので「別にいいよ」と笑ってました。

娘が楽しそうに笑っているだけで、それだけで良かったのにとあらためて思います。

当日は親友が「おめでとう」のメッセージをくれました。


最近は日々が淡々と過ぎて行きます。

そのうち気持ちの波が来て、落ち込む日々が来ると思います。

あと何回、気持ちの波を繰り返したら、娘に会えるのかなぁと思います。

娘が穏やかに過ごしてくれているのを、ただ願うばかりです。

娘は今も私のそばに寄り添ってくれていると思います。

娘ちゃん、いつもありがとう。