海外進出だねとか、これが世界に見つかる第一歩だとか、

そんな言葉とともに「LA(海外)で初めてライブする」だけが先行していたから

踏み台にされるって思っちゃったのかなぁーって。

そんなつもりで言ってないって言われても、受け取った方がどう感じるかも自由だし仕方ない反応だったと思う。

そもそも「LA(海外)でライブするチャンスをもらえた」んじゃなくて、

「ATEEZのライブの前にオープニングアクタとしてパフォーマンスできるチャンスをもらった」ということを

忘れていないだろうかってことを私は強く言いたい。

どっちの気持ちが大きくてのありがとうだったのかわからないけど、

私には前者の気持ちが先行していたように感じたよ。

後者の気持ちをもってその意味と本質を感じれたならば、

リスペクトって言葉も薄っぺらくは感じなかった。

 

 

ATEEZ側が用意した場所がLAではなく日本だろうがどこであったとしても、

今回と同じ反応だったのかな。

たぶん、日本のATEEZのライブで今回と同じようにスペシャルゲストとお知らせで、

今回と同じようなオープニングアクトだったとしたら。

最初に「ATEEZさんありがとう」がもらえていたのだろうか。

今回よりももっといろいろな反応があったと思う。

どちら側のファンからも。

だってアーティスト同志の友達のような仲の良さ見てたりとか、

日本で実感する両者の知名度の違いを考えるとね。

また、日本に住んでると日本を含めた世界の認知度の違いも実感しにくいよ。

 

 

オープニングアクトとスペシャルゲストの言葉って、

受け取り手の立場がかわれば違うイメージを持つと思う。

その役割を見てる側面が違うだけなので、その言葉の優劣はなし、その立場にも優劣はないと思う。

特に観客として、海外アーティストのライブ経験、KPOPアイドルのライブ経験、

日本のアイドルやアーティストのライブ経験など、

どの経験が一番馴染みがあるかでイメージする出演方法が大きくかわると思う。

今回に関しては、コラボ曲も出してることもあり、本公演中に共演するイメージ抱いたんじゃない。

私も、初めはそうだし。

その後すぐ開催地がアメリカだから、オープニングアクト務めるのかなって思った。

その言葉へのイメージを受け取り手に委ねたことからの掛け違いで始まってしまったんだと思う。

受け取り手の経験値の差が出たし、どちらもファンもオープニングアクトってすぐに思った人多くなかったように感じた。

それが行き違いの一因でもあるように思えた。

 

ただ発表のタイミングは、先走りだとは思わない。

それはやっぱりビジネスだから、先走りしたら契約白紙になる業界だってあるわけだし。

あとは、はじめからオープニングアクトの位置付けだったとも思う。

これも契約だからファンの反応を見て変更するということもないだろう。

オープニングアクトは、自分の曲で勝負できるし、

本公演中のコラボ曲で共演よりも価値があると思う。

さらに、日本ではない国でやるからBEFIRSTにおけるオープニングアクトの価値が上がるのであって、

本来なら、ATEEZのワールドツアーの日本公演のオープニングアクトだったとしても

大きな価値はあるし、海外進出の第一歩であるはず。

ATEEZ側からみてもオープニングアクトを任せるという意味で責任持って人選するし、

実力を認めてないと任せないと思うの。

だから、この一連の流れ(発表のタイミング、仕方など)は、双方の合意はちゃんとあると思うよ。

 

 

ただ、仮に日本での公演でオープニングアクトとなった世界線になったとして、

ティニとしての反応にあんまり違いはないとは思う。

自社のグループがオープニングアクトを務めたことも少し違和感ある人もいるくらいなので。

そもそもATEEZの世界観ってそういうものなんだと思う。

さらに、私も観にいったんだけど、

今回のツアーの演出は、本当にすごく作り込まれた劇とか芸術を見てる感じだったものね。
すごい素敵とか、良かっとかじゃ語り尽くせないくらい。

ティニの掛け声、ペンラの演出も含めてひとつのステージだったということ。

そして、超々ライト層の会場の端のほうから見ていた私からしたら、

コメントタイムも最小限に全部やって欲しいって思うくらい、

まずはATEEZとファンが作る劇をみせて思うくらい、圧倒されるステージだったよ。

その途中に、ゲストよんでコラボ曲入れられるのかなぁ〜って、私も思ったもの、最初は。

でも、ATEEZならそういうこともできそうって思えた。

それくらい、彼らと彼らのチームの才能を私は信じてる。

でも、これは私のATEEZの関わり合い方から言えることでもある。

 

 

私のATEEZ歴は長くないし、ファンクラブにも入ってないから、

デビュー前からATEEZを追ってきた人にとっては6年以上の期間、

遭遇した喜びとか苦労とか悲しみとかいろんな感情を本当の意味ではわからない。

だけども、相手のファンにもそんな事情や心情わからないし、短時間で理解してもらうのは大変だと思う。

何度かアーティスト同士が関わりあっていてもさ。

ファンはお互いにお互いのアーティストに興味持って調べてる人多くないと思うし。

頭ではティニが不快に思うことは理解できるかもってなるけど、

心情ではそんなに不快なことって思っちゃうような気がする。

私が相手のアーティストのファンだったとしたら。

様式の違う推し方で、関わっているから。

そして、自分の好きなアーティストを否定されたように感じると思う。

推し方が違うだけなのに、それがおかしいとかこっちがおかしくないとか言い争ってるみたい。

もっと違う視点でみれば、同じことしてるようにしか見えないのに。

でも、今回何人かのティニがその世界観を大事にして抱いた感情は、

ATEEZを体感してきた人しかわからないと思う。

けど、そしてそれをアメリカのティニに体感して欲しいというのは願望であって押しつけではいけない。

だんだん主語が大きくなってきちゃったね、すみません。

だけど、今回スペシャルゲストは嫌だと思ったティニの気持ちは、

やっぱりこんな短時間じゃ本当の意味で理解されないし、できないと思う。

たとえ韓国・日本公演を見た人でもコレボ曲くらい共演したって良いのでは、

オープニングアクトだって良いじゃないって考える人もいるはず。

今回はその声が大きくなかっただけかな。

 

私がKPOPをどっぷり聴くようになって感じたことは

KPOPのマーケットは韓国国内ではものすごく小さい。

だから、外国(特に初期は日本)にそのマーケットを求めていったんだと思う。

KQは、そのことを理解し、ATEEZの活動が始まったころから

外国のマーケットを狙っていったんでしょう。

収容人数の少ない会場から、それこそ地道に日本を含め各国でライブを行い、

今年そのような努力の成果のひとつが世界的な音楽フェスへの出演だったんだと思う。

そして、その成果を経て、収容人数が多い会場での今回のワールドツアー。

きっと会場の規模だけでなく公演回数・国も格段に増えたのではないだろうか。

私は、このことをまたひとつ階段を上ったように感じている。

それでも、世界の大衆への認知という意味ではまだまだなのだろう。

こう思うのは、私がATEEZがテイラースイフトのようなアーティストになると思っているからだけど。

最初に狙ったマーケットの規模が違うだけで、

BEFIRSTも日本国内でそういう地道な活動をしてきたんだと思う。

それが実を結んでATEEZのワールドツアーでのオープニングアクト出演なんだと思う。

そして、さらに大きなマーケットへの挑戦の始まり。

海外・世界進出への経路が違っただけで、アーティストの努力、

ファンの支えも同等だと思う。

場所がすごいんじゃなくて、人(両アーティスト)がすごいのよってこと忘れないで欲しい。

 

 

難しいね、言語化含め、相手の気持ちを理解したり、自分の気持ちを理解してもらうのは。

とにかく、ばっと出た感情が溢れそうになった時こそ冷静に考えることが必要なんだと私は肝に銘じた。

 

 

 

正直、オープニングアクトを据えてツアーするアーティストって、

本当に世界的に有名アーティストって感じがするの、私の中で。

しかも、自国じゃない外国で、自国のアーティストではなく日本で東京ドーム埋められる日本のアーティストを

オープニングアクトに指名できるんだよ。

日本に住んでたら、もっと日本でATEEZのすごさが広まってもいい事実だと思うけどな。

そして、海外で、ATEEZが有名だって証に思えて浮かれちゃった。

テイラーとかエドとかクイーンみたいって。

日本にいたら海外におけるATEEZの知名度っていう意味のすごさ実感しにくいじゃない。

世界的な大型フェスの、わりと大きめなステージのトリを飾ったとしても、

日本にいたらフェス好きみたいな人のさらに関心をもって人にしか伝わらないよね。

私、ATEEZはグラミー賞取れるんじゃないかってわりと真剣に考えてるのよ。

だから、今回のことはその第一歩にも見えたのよ。

だからこそティニの反応にはすこしもどかしさを感じた。

けど、ティニの抱いたそれぞれの感情をダメだとも言えない、私の考えを押し付けることになるから。

 

私は、ATEEZがオープニングアクトむかえて東京ドームを

ATINYやATEEZの音楽パフォーマンスを好きなさまざまな国の人たちで満杯にして

ライブすることを期待してるし、絶対その中のひとりになると決めている。

今度は端っこの席ではなく、もう少しステージに近い席だけど観客も含めた部隊を体感した。

そのころには、私の希望する席は、今まで支払ったチケット代と比べものにならないくら

高額になっているであろうから頑張って働いてお金貯めておくわ。