いつの間にか3月も残すところあと数日。
今年もたくさんの教室の生徒さんが、卒園・卒業されました
そして、間もなくご入学
おめでとうございます
この時期になると、毎年必ず思うことがあります。
それは、新たな生活に向けて3月いっぱいで教室(レッスン)も卒業していく生徒さんへ向けたもの。
皆さん、それぞれのご事情やお考えがあって退会に至ります。
そんな中で、レッスン室からの熱演を聴かせていていてくれていた中学・高校に進学する生徒さんが、続けたい気持ちがありながら、退会してしまう話を聞くと、自分の後悔を思い出して切なくなります
昔むかし。。。私も中学に入って数か月でピアノをやめました。
(ちなみに、この記事を書いている私はピアノの講師ではありません)
自分の意志でやめたものの、心のどこかでピアノを習い続けているお友達を羨ましい気持ちで見ていました。
高校生になって、もう一度ピアノを習うことに
約3年間、ほぼ触っていなかったピアノ。
久々に鍵盤を押してみた時に衝撃が
鍵盤が重くて下まで押せない
やめた頃は、同じ年ごろの子と比べてもそこそこ上手に弾けていた方なんですよ。
なのに、鍵盤さえ十分に押せなくなるとは
びっくりしました。
思うように弾けなくなったショックはかなり長い間尾を引きました
そして、ショックが大きすぎて気持ちがついてゆかず、楽しく弾けるようになるまでにかなり時間がかかりました
私にはこんな苦い経験が
今、音楽をしっかり学び、何年も指導をさせていただいているからこそ思うこと。
それは、
やめるんじゃなかったということ。
そこそこ良い状態に育てていただいて、これからもう一段階のレベルアップで土台固めという時にやめてしまったため、築き上げたものがもろくも崩れ去ってしまったんですね。
もったいないことをしました。
そして、中学生くらいが心身ともに整ってきて一番の伸び盛りな時期なんです
重ね重ねもったいない3年間を過ごしたものだ。と今更ですが思います。
練習もそんなに出来なかったかもしれないですが、細々とでも続けていればよかったと、心底感じています。
年齢が上がれば上がるほど、忙しくなっていきます。
今、指導する立場になって生徒さんを見ていてると、そんな中でも、、、たとえ練習が思うようにできなくても、頑張って続けた生徒さんは、立派に育っていきます
そして、頑張りぬいた事が輝く豊かな日々に繋がっているように見えます
やめずにピアノレッスンに通い続けた私の友人たちは、音楽の道に進まずとも、大人になった今でも生活の中でピアノを楽しみ、時には特技として活かしていたりしています
先生はちゃんとその子ひとりひとりの置かれている状況に配慮して、最善で指導してくれますしね。
できるなら、頑張ってレッスンを続けて欲しいなぁ。
とこの時期に毎年思います。
アプリコ音楽教室 高蔵寺教室
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