見えないもの
最近カメラでAPREAのアトリエ風景を撮りためています。
ただ、内装風景を撮るだけではつまらないので
窓辺に置いているサンキャッチャーを通して外の景色や花を撮ってみたり
光の反射で壁に映し出された影をとったり
キャンドルの火を灯してみたり…
視線を変えるだけでいつもと同じ風景の中に、新しい美しさを発見をすることがありますよね。
ずっとそこにあったのに、気がつかなかったことにハッとさせられ
金子みすゞさんの『星とたんぽぽ』という詩を思い出しました。
『
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのやうに、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
散つてすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまつて、
春のくるまでかくれてる、
強いその根は眼に見えぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
』
日々生活していく中で、つい忙しさにかまけて
現実的に必要なものの情報しかキャッチしなくなってきたこと
分かりやすいものしか見ようとしていなかったこと
今回改めてレンズを通して実感しました。
今まで気か付かなかったけれども、身近にある物や人、景色など
見方を変えると何よりも素敵なものに囲まれて私たち一人一人は生活しているのかも
しれませんね。

