『キキキーキ・キーキキ』 | ぼくらの鳴きごえ

『キキキーキ・キーキキ』

行ってきました!


台本なし、打ち合わせなし、予定調和なし、の完全アドリブマジ芝居。


出演:

バッファロー吾郎さん

サバンナさん

次長課長・河本さん

ブラックマヨネーズ・小杉さん

天津・向さん

スーパーマラドーナ・武智さん

そしてフットボールアワー!

MCは、ザ・プラン9のなだぎ武さんでした。


以下、レポと感想を書いていきます。

メモは取らないので、すべて曖昧な記憶によるものです。

分かりづらいところもあると思いますが、それでもいいよという方のみ進んでください。



注意---------------------------------注意































オープニングVはバッファロー吾郎さんの若い頃から、今までのイベントのポスターなどが流れ、次第に今のお二人に近づいていく。

頼れる兄さんとして関西のお笑いを牽引してきたバッファロー吾郎さんが観てとれる、

特に凝った作りではないけど、20年の歴史を感じるVTR。



舞台に表れたバッファロー吾郎さん。

ネタ合わせをしているが、「このセリフは重要やから俺が言う」と竹若さん。

「それは俺が芝居が下手やと言うことか!」木村さん。どっちが上手いかキーキキ神に決めてもらうことに。

なんどやっても決めかねるキーキキ神から、即興で芝居をしてみるように促される。


ここで今回のメンバー8人が登場。

劇団木村、劇団竹若の両リーダーがメンバーを指名していく。

木村さん→河本さん、竹若さん→高橋さん をそれぞれ指名。コント師2名がまず選ばれる。

次に木村さん、竹若さんが指名したのはお二人ともに後藤さん。

ここで小杉さんが「締めるとこは後藤、みたいな、みんなが欲してるのホンマ嫌やねーん!!」と、後藤キライ発言www

抽選で後藤さんは竹若さんチームに。木村さんが次に指名したのはのんちゃん。


ここで3年前にもキーキキに出演した小杉さんが、そのときクラッシャーだったことが発覚。今回はリベンジでの参加ですが・・・


メンバーが決まり、先に演じるのは竹若さんチーム。出順をクジで決めます。


竹若さんチーム

1.後藤さん

2.竹若さん

3.向さん

4.八木さん

5.高橋さん


舞台袖で話の展開を読みながら、自分の役を決め、それに合わせた衣装を着けて登場する。


トップの後藤さんはある程度の話の設定を作りつつ、幅を持たせ、後に続く登場人物へのフリ、と重要な役割。

(個人的にそう感じただけで、実際はどうだったのかは分かりません)


テーマ ~宇宙からのラブレター~


ジャケットにビジネスバッグ、歩きながら携帯で彼女と別れ話をしている。

彼女にフラレ、リストラに遭い「死のうかな・・・」と後藤さん。

そこへ表れた学生服姿の竹若さん。姉ユミエが「生きろと言っています」と告げる。

竹若さんのお父さんとして出てくる、向さん「悪いムシがついているが君か」

3人で探りあいの芝居が続く中、表れたのは病床に伏しているはずのユミエ。

オレンジの全身タイツに金髪のヅラ。

誰よりも颯爽と身体も大きく病人には見えないw

3人でなんとか作り上げた話も、八木さんの登場により

一気にコントへww

なんとか立て直そうと話の展開を模索する、竹若さんと後藤さん。

ことごとく潰す八木さんww

医者役の高橋さんが上手くテーマに沿ってまとめ上げようとしたとき、突拍子もない八木さんの一言で終了。


この芝居のVTRを全員で観ながら、なだぎさんが解説をします。みんなから一挙一動ツッコまれる八木さん。

「日頃の僕の苦労が分かってもらえました?」と高橋さん。ほんと絶妙なコンビです。

気になるシーンを止めて見直したり、芸人さんと同じものを観て笑えるというのは初めてで、貴重な時間でした。



木村さんチーム
1.木村さん

2.武智さん

3.河本さん

4.のんちゃん

5.小杉さん


テーマ ~喫茶エンジェルへようこそ~


喫茶エンジェルにやってきた木村さん、携帯を取り出すが相手が出ないようす。

なかなか話の設定が見えない(笑)

そこへウェイトレス武智さん。オーダーを聞きはける。

待ち合わせに遅れてやってきたのは、何者かに追われる警察官、河本さん。

内部機密に触れたため、命を狙われているらしい。

河本さんが話を作り上げようと持っていくが、木村さんがかみ合わないww

そこへサングラスに黒のベストの警官のんちゃん登場。

銃で撃たれている河本さん(今初めて血を見たかのように驚く木村さんww)を、匿い策を練るところへ現れたのは

浴衣姿の警部、杉さん。

黒幕はこいつだ!と指さされたのんちゃん、とっさにポケットに忍ばせてあった拳銃を取り出し、悪役に逆転。

杉さんが出てきたあたりから、またグダグダにww 


これもVTRを観ながら、冒頭の木村さんは「独り言言うてるおっさん」と揶揄されるは「なんで客やねん、そこはマスターやろ」と散々ww 小杉さんは何を着て出ればいいのか分からず、迷いすぎてパンツ1丁になっていたらしいwww 河本さんの演技と構成力は絶賛された通り、ひとり別格に見えました。



最後にゴールデンメンバーによる芝居。

出順は同じくクジで決まる。


1.竹若さん

2.後藤さん

3.高橋さん

4.河本さん

5.小杉さん


テーマ ~ハリウッドデンジャラス~


1本目の後藤さんと同じく携帯で話しながら登場するディレクター竹若さん。俳優が現場に到着しないトラブル発生。ヅラにサングラス、ピンクのニットを肩にかけた監督、後藤さんが登場。監督にはむかう若いAD高橋さん、怪しげなプロモーター、チャン役の河本さん。

この4人の芝居はまるで台本があるかのように、相手のセリフから自分の動きを読み、瞬時にまた別の相手にセリフを投げかける。即興の物語としても、伏線があったり、映画に取り組む人達のそれぞれの立場の描写があったり、展開としてよくできていると思いました。

最後に金ラメジャケットを着たハリウッドスター小杉さんが登場。ここからまたコント仕立てにww



最優秀賞は河本さん、最低賞は八木さんに。



欲を言えば、向さんと武智さんの芝居がもっと観たかったです。

天津はエロ詩吟ブームで終わるはずはないコンビだと思っています。


バッファロー吾郎さんはうめだ花月で何度か見た程度で正直よく知らなかったけど、後輩から尊敬され、慕われる兄さんということが伝わる楽しいイベントでした。

この日が31公演のうちのたった1公演ということ、改めてバッファロー吾郎さんが20年積み重ねてきた力の大きさに驚きました。

来年はフット目当てではなくもっと参加したいと思いますニコニコ