重役小学生! | 発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

気が向いたときに、なんとなく更新しています。
中1息子の母です。

息子が、朝、ぐずぐず。


布団にくるまって、「ぼく、起きれない~泣」




最近疲れが溜まっているようだし、


私;

「じゃあ、遅刻してもいいよ~」





時間が極端に気になる息子、


これまでずっと、「遅刻だけは絶対イヤ!」と、ガバっと起きてきていた。


なのに、そのまま寝てしまった。





熱はないけど、体調がイマイチなんだろうな~


寝かせておこう。






で、9:30ごろ息子が起きてきて・・・


「ぼく、学校お休みする~」




元気に遊び出す(!)





いやいや、元気なら学校に行きますよ、と説明。




息子は「遅刻だけは絶対イヤ」なので、価値観のすり替えを試みる。



「遅刻してまで学校に行くなんて、とっても偉いとママは思うよ。


遅刻が必ずしもダメなわけじゃないよね。


調子が悪いのに、ムリヤリ朝早く起きて学校に行け!なんて、おかしいでしょ?


少し休んで、回復したから、遅刻してでも学校に行く。


って、とっても偉いことだと思うよ!


こんな偉い小学生、ママ見たことないよ!」





ちょっと納得したのか、支度を始める息子。





学校には連絡済み。


校門の開け閉めがあるので、親が送ってきてください、とのことだった。





ちょうど2時間目と3時間目の間の、長い休み時間に到着。


重役出勤だね~







校庭のフェンス越しに歩いていると、校庭で遊んでいた支援級の子たちが、息子に気づいてくれた。



5,6人が、フェンスに駆け寄ってくる。



「息子くん!今来たの?」


「わ~、息子くんだ!」


「息子くん、息子くん!」



ありがたいな~




1学期、毎日息子を送迎していたので、私も支援級のみんなをよく知っている。


「息子くんのお母さん!わたし、先週お熱がでたの、ようれんきん~」


私;

「あらら、大変だったね~」



「息子くんのお母さん!オレ、まことくんに会ったよ」


私;

「まことくん、って誰?」


「保育園が同じだった子~」





フェンス越しに、温かな空気が流れた。




息子はリラックスできて、ぴゅーっと校舎に入っていった。





さて!


今日も息子にとって、良きことがたくさんある日になりますように。