時は続いている | 発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

気が向いたときに、なんとなく更新しています。
中1息子の母です。

言葉が非常に遅い息子と、初めて会話らしきものが成立したのが、この秋もみじ

ブログを見ると、11月のこと だった。








きのう、大好きな電車図鑑を見ていた息子。












息子が話しかけてきて、会話が成立ビックリマーク






「ぼく、ロープウェイ、のりたい。」



「ママは、乗ったことあるよ。」






「なにに、のったこと、あるの?」



「ロープウェイ。」







「ぼくは、のったこと、あるの?」



「ない。(息子)が生まれる前のことだから。」






「ぼくも、ロープウェイ、のりたいな。


ママは?


ママは、なにに、のりたいの?」




「ママはね~、成田エクスプレスに乗ってみたいな~。


それで、成田空港に行って、飛行機でバリに行きたい。」






「ぼくは、のぞみに、のりたい。」


「そうだね、今度、おじいさんの家にいくとき、乗ろう。」







興味のある「電車」の話だったとはいえ、こんなにやり取りが続くなんて。









そして療育の帰り道。




私;


「今日、Yくん、ずっと泣いてたね、どうしたんだろうね。」





息子;


「・・・おこられちゃったの、じゃない?」











夜、夫と息子の会話。





夫;


「今日、幼稚園いったの?」





息子;


「いって、ないよ。


はなみずと、おせきが、でる、から。」






(*゚Д゚*)!




「理由」という概念なんて、ついこの前まで、理解しなかった息子。








というか、


つい数ヶ月前は、息子と会話なんて想像もつかなかった。










すごいねぇ。



(*゚∀゚*)v










息子はずっと、話しかけても反応がなかった。



無言。




良くて、オウム返し。



「幼稚園、たのしかった?」


「ようちえん、たのしかった?」




「お砂場で遊んだ?」


「おすなばで、あそんだ?」





良くて、これ。



普段は、スルー。









息子と外に出ても、ひたすら私のひとり言。




「お花がきれいだねぇ。」



「アリさんがいるねぇ。」



「お空が青いねぇ。」



「ここは中学校だよ。」



「中学校はね、勉強をするところだよ。」






息子は無言。




私はいつも、ひたすら、ひとりで息子に話しかけていた。








0歳のときから、ずっと、いつも似たような内容を、私がひとりでしゃべってきた。








ときどき、今いる場所で止まっているような、抜け道がないような感覚になることもあった。









でも、



時は続いていて、



息子は、非常にゆっくりとはいえ、成長している。







今まで、反応の返ってこない息子に、毎日毎日話しかけながら、


「いつの日か、息子と会話ができたら、きっと楽しいだろうな。」


と、思ってきた。














今、



息子と会話ができて、



とても、とても、楽しい。






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