テストの受け方(理社)
テストの受け方も、今回が最後です。
以下は、理社のテストの受け方です。
<理科>
まずは、知っているか否かで決まる
知識の問題から片付けてしまいましょう。
国語の知識と同じように、
思い出せないものについていつまでも考えていないで
さっさと次に進むことが大切です。
漢字指定のないものは、
ひらがなで答えても問題ありません。
漢字を書いて間違えそうなら、
ひらがなにしておきましょう。
理科の問題では説明の文章が長く、
それを読みながら小問に答えていくものが多いので、
しっかりと読むことが重要です。
実は読めばわかる問題もあるので、
文章が長いからといってはじめから難しいと
思い込まないことが大切になります。
説明の文が長いということは、
それだけ条件がそろっているということで、
解くためのヒントがあるということなのです。
計算を使って答えを出すものについては、
有効数字に気をつける必要があります。
四捨五入をする位などのまちがいに要注意。
もちろん算数と同様に計算の跡を残し
見直しに備えましょう。
そうそう、答えを控えておくこともお忘れなく。
<社会>
一通り問題を見回してから始めるのは
他の科目と同じです。
グラフ・表などの資料問題はよく読めば
その中に必ず正解の手がかりがあるので、
確実におさえましょう。
解き終えてからは、時間が余ることも多い科目なので、
「見直し」というよりは「もう一度解く」つもりで
丁寧にチェックしていきます。
その際、設問を特によく読み返すこと。
設問の指示をよく読んでいないことによる
ケアレスミスが起こりがちです。
また、問題の中で自分の知識にないものは
その場は「カン」で埋めておくしかありませんが
(もちろん、たいていは当たりません)、
必ず線を引くなどしてチェックし、
後でテキストなどを使って調べておきましょう。
「どれだけ確信を持って( カンではなく、自分の知識で)
問題に答えられるようになるか」で
合否が決まる科目なのです。
何回かに分けて、テストの受け方をお伝えしました。
他にもいろいろなやり方があるとは思いますが、
一つの参考になれば幸いです。