人はそれを『○○君の乱』と呼ぶ。
「これでいいやんー」
「いや、そんなんではアカン!」
そう彼は主張し、計画は止まった。
そこでは学校跡地の利用を地域で考える話し合いが長い間続いてきた。
結局これといった案は出ず、無難に森林公園にする方向でなんとなく進んできた。
賛成意見は、波風は立てない反対ではないないという安易なものだった。
「それを作ってどうなるの?」
「後の維持管理は誰がするの?」
「それに費やすお金は住民にとって価値があるの?」
ゴールを見誤っていないかという彼の声は『○○の乱』と言われたが
私はそれは必要な声だと感じる。
未来への責任は妥協からは生まれないと思うから。