その時に険しい山中では、それぞれが思い描く理想のために密かに策略が進められていた。
“大化の改新”と後に語られた出来事は、ここから始まっていたと、ここには遺されている。
わが家から車で15分も走れば談山神社に行ける。
知っているようで知らない近くの場所に、中途半端な知識を持って訪れた。
そこで見たものは、分厚い本に書かれた内容ではなく
出てくる当時人物が、実在していたという証拠と
いつの世にも繰り広げられる権力闘争が、勝者にとって正しい歴史になることだ。
長い年月は、想像するとかなり深い・・・。