“あの若い兄ちゃんは?”



「辞めちゃった」



“えっ、先週まで働いてたやんー”



「突然、他に仕事を見つけたからって辞めた」



後、大変やなぁ・・・。





いくら辞める権利があっても、



そんな簡単に辞められたら



まわりの人間は、たまったもんじゃない。





世間を知らない政治家は、過労死とかパワハラとか



労働者は弱者で企業ばかりを悪者にしたがるが



零細中小企業は充分従業員を大切にしていると思う。



だって、働いてくれる人間によって仕事がまわっていくのだから。





働くというのは、大きな責任があることを忘れてはいけないと思う。



『辞める』はそんな簡単な選択肢ではない。



頑張ったという満足感と



自分という存在感と



互いの信頼感が



そこがたとえ小さな社会でも



大きな歯車になる。



しかし、もしそれが安易な決断であったとしたら



君が残したものは失望で終わる。



『働く』



今の時代、いちばん大事な部分が抜け落ちている気がする。