「裁判で負けて…」



知人が引っ越した。



彼の住んでいた土地の一部が道路拡張のために県に購入してもらい



そこそこまとまったお金が入った。



するとずっと疎遠になっていた妹が、私にもそのお金をもらう権利があると



彼と同居していた両親の名前で、息子が勝手に親の財産を取得したと訴訟を起こした。



「そんなアホな話があるか?」



親と同居していたら、生活費の一部くらい助けてもらうこともあるやんー



でも、判決は両親と同居していても賃貸契約がなければ家賃を払わないといけない。



つまり同居であってもお金は他人という判決だった。



裁判官には法律の上での解釈があったのだろうが



それが世間一般の常識とはかけ離れている場合もある。



ひとつの解釈の責任は人の人生や、社会の仕組みすら崩壊させることにもなりかねない。



時々ニュースでとんでもない金額の賠償の判決が出たのを見た。



そんな金額が一般人に払えるわけないやん、と感じる。



諫早湾の判決も司法は責任を取りませんという無責任な判決だ。