以前は、観桜期になると吉野山へ向かう車列は数十キロに及ぶ大渋滞となり



近隣住民にとっても、またそこにやって来る人たちにとっても大きな問題だった。




そこで駐車場を何ヶ所か用意して、



シャトルバス運行でやって来る車両を振り分けた。



毎年4月の週末はそのシャトルバス運行により若干の渋滞緩和にはなっていた。



ところが今年はシャトルバス運行をしないと連絡が回った。



なぜ?



その理由が、観光バスの予約が少ないからというものだった。



理解できない…。



意味がわからない。



シャトルバス運行は駐車場になる広い場所を借りたり、スタッフを増員したり経費が増大する。



観光客を迎える側の観光協会の謙虚さを失った利益第一主義としか思えない。



そうでなくても最近はカーナビによって対向もできない狭い生活道路を利用する車も増え通学路も危険な状態だ。



観光事業の推進と言っているくせに



訪れる人たちを厄介者にしてしまってはいけない。



問題は問題が何かがわからない厄介なジイサン連中の低い志だと感じる。