ガッツリと読みふけるのではなく
ちょっと時間を見つけては
パラパラとページをめくり拾い読みをする。
そんな本を買った。

『匂い立つ』…内面から溢れ出すような美しさやオーラを表現する
『長閑(のどか)』…穏やかで落ち着いた様子
『はんなり』…上品で明るい色っぽさを表す
『馴れ初め』、『花冷え』、『遣らずの雨』…、
日本語には直接そのことに触れるわけでもないのに
思いを伝える不思議な表現がある。
文字だけでは意図が理解できない
でもそこに、深い気持ちが隠されている。
忘れてはもったいない日本の言葉を
ひとり静かに楽しみたい。

いろんな新しい言葉が流行するが
あれは下品だ。