先日、杏樹の学校で鉛筆の持ち方、文字の書き方のオンライン指導があった。
日本では、机に対してまっすぐに座り、紙やノートもまっすぐに置いて書く。
私もそのように習ってきたし、体の向き、姿勢、紙の向き、、、全てまっすぐであることが良いと習う。
でも先日の指導では、安定した書き方をするためには、
机にまっすぐ向かい、肘がテーブルにのった状態で、紙は斜め(約30~45度)にふった状態で書く、、、、と指導された。
そういえば、以前アシュウィンも同じことを言っていたのを思い出した。
紙を斜めに置くアシュウィンにまっすぐにするように言うと、学校では斜めに置くように言われたと。
確かに脇を軽く開けて、自分の中心あたりに手を置くと、肘がつこうがつくまいが、手元にある紙に文字を書く際には、自然と斜め上方向に文字が進んで行く。

でも、紙を少し右(利き手)方向にずらして脇を少ししめれば、横にまっすぐに書くのもそんなに無理な体勢ではないはず。
日本では、書道や武道などにもみられるように、何事もまっすぐきちんと美しく、、、が美徳で、
ある意味、きちんとした型にはまることを良しとしているところがある。
そして私も、、、やはり基本形として紙をまっすぐに置く癖をつけてほしいと思ってしまう。
インドの学校だって放置しているわけでなく、きちんとした指導として斜めを推奨しているのだけれど。
たかが紙の置き方、、、、だけど、”まっすぐ”こだわってしまうのは、、、、やはり私が日本人だからだろうか。
さて、どうしよう。
学校に相談したら説得にかかってくるのは目に見えている。
戦うべきか、従うべきか、、、、、
いや、学校には何も言わずに、子供にはまっすぐ置くことをすり込んでいくのがベストかもしれない。
いずれ大人になった時には、臨機応変に自由に紙の角度を変えていけばいい。