今日はワークショップ⑤をご紹介しますえんぴつ


ヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリ


教室運営とレッスンプランの立て方


MAT式英語指導法を知り、

MI理論や個々の生徒の学習スタイルがわかっても、

きちんとしたレッスンプランがないと良いレッスンはできません。

そのためにはまず教科書のシラバスをよく知り、4つのプランを立てることが必要です。

4つのプランとは、

1、長期プラン

2、年間プラン

3、ユニット・月間プラン

4、日々のプラン

です。

指導者はどのように教えるかを知り、クラスの時間を能率的・効果的に使い、

マテリアルを完璧に用意し、

復習もレッスンに取り入れることを必ずしなければなりません。

そして、クラスの80%もしくはそれ以上の時間を

生徒たちに発話させることが重要です。

良いレッスンプランとは、連続性・一貫性があり、

柔軟性・適応性があることです。



しつけ方


なぜ生徒たちは正しくない行動をするのでしょうか。

自分は厳しいか寛大か、生徒を疲れさせていないか、

英語だけで教えていないか、指導者中心のレッスンになっていないか、

生徒たちはやる気があるか、など改めて考えてみることも必要です。

一方で、生徒をしからなければならない時もあります。

その時はしかり方をよく考えなくてはなりません。

指導者は、なぜそうなったのか、という理由を聞いてはいけません。

また、同じ生徒をいつもしかったり、ほかの生徒と比べたり、

感情的になってはいけません。

出来るだけしからなくてもすむように、

クラスルームルールを全員が見えるところに貼っておくことも効果的です。

このルールは、最初のレッスンで生徒に説明しておきましょう。

生徒がルールを知っていれば、

しかるよりもルールを思い出させるだけですみます。

また、誰かがルールを守れなかった場合でも、

生徒同士で注意し合うこともできます。



ほめること、やる気にさせること


ほめることとやる気にさせることは、直結しています。

大人も含めてどんな生徒も、頑張ったことはほめてもらいたいものです。

そして、ほめてもらえると励みになります。

これこそが一番やる気になることです。

しかし、ほめ方も気をつけないといけません。

例えばいつも"Good job!"や"Excellent!"と言っていると、Praise Junkiesと言って、

その言葉本来の意味が失われていき、

ほめることの効果がなくなってしまいます。

そのために、どこがよかった、何がよかったなど、

具体的に言ってあげることが大切です。

具体的にほめてあげることによって、

生徒は、指導者が自分のことをよく見てくれているとわかります。

それにより生徒のモチベーションも上がり、

指導者も新しいタスクを生徒に与えることができます。

それが良くできたらまたほめてあげると、

生徒のモチベーションがあがる、という、良いサイクルが出来上がります。

ほめることは、学ぶ中で生徒の自信を形成していくことにつながります。



母国語の使用、クラスルームイングリッシュについて


多くの保護者はネイティブスピーカーか、

日本人でも全て英語で授業をする先生のクラスに

子供を通わせたいと思っています。

日本語を全く話さない先生の方が、

子どもはよく学ぶはずだと思い込んでいるのです。

しかし、それは本当に良いことなのでしょうか。


母国語の補助なしで英語を習得するために、

週に1時間の授業は短すぎます。

子供たちは言われたことの意味をずっと考えていたり、

意味を勘違いして受け取っていたりすることがよく起こるのです。

MAT式指導法では、生徒が全文を訳さなくても理解することができるように、

大事なところでは最小限の日本語を使います。

この方が時間の節約になるし、生徒も何をしているのかよくわかるので、

レッスンがもっと楽しくなります。


クラスルームイングリッシュは教室で話される言葉の中で

最も自然な言葉です。

これは、状況に合った言葉を使うので、

訳す必要がなく、生徒も自然と使えるようになります。

(例: It's your turn, Please open the book, Getting to pairs...)

クラスルームイングリッシュを使うことによって、生徒同士がお互いに話せるようになります。

生きた英語を実際に使っていっくことが重要なのです。

ヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリ


次回はワークショップ⑥をご紹介しますえんぴつ

最終回です!!!