・強者は強者らしく
 フェルスタッペンが41勝目を挙げたとのことで、レース数が増えたことが過去の記録を超えやすくしている面を改めて感じています。いかにも強者らしく勝ちを連ねていく姿は圧巻と言えるかと思います。
 手が届かないものの象徴だったF1GPも、日本人がその世界でもやって行けるであろうことを十分に感じさせてくれるようになってきました。

・角田選手の立ち位置
 彼は今、ガスリーというチームメイトを失い、今シーズンの同僚以上の速さを見せることができています。つまりチーム内でNo1待遇が得られる位置にいるわけで、今シーズンの成績はとても重要になります。
 とはいえ、マシン的にレッドブルのお下がりでないマシンの今シーズンは少々厳しいものがあるのは事実です。

・だからこそのチャンス
 今のマシンでマシンの能力以上の戦績を残すことができたら、トップチームの目が角田選手に向くことになります。そのチャンスに向けて牙を研がねばなりません。
 ここで飛躍の足掛かりを確固たるものにする。そのためには前でレースをしなければなりません。そのめぐりあわせが来ることを祈っています。