こんにちは、のぷぷるです。
いや、きのうも今日も
本当に暑かった( ̄▽ ̄;)💦。
ここのところ、ぐんぐん暑くなってきてますが、
それだけではない。
エネルギーが渦を巻いている⁉️
夏至の頃は、
グラグラ、ドヨ~ン![]()
7月に入った今も
クラクラクラ(;𖦹ࡇ𖦹)🌀🌀。
そんな風でも、
ダイニングキッチンに根を下ろして
やりたいこと、やれることは
パズルゲーム、
読書。
クラクラが治まるのを待っていたら
来年になってしまう。
よしっ、どの本にしようか、
どのお話についてブログに書こうかな、
と、
あれやこれや探し回りました。

探し回るのは
しっくりくるものが見当たらなかったから。
物語は、小説に限らず童話でも、
「戦い」
がテ-マになっているものがとても多い。
それが、今のワタシには
しっくりこなかったのです。
![]()
戦いがテ-マの名作は
数多くあります。
正義が勝つ!気持ちいいですよね。
でも、
もう、戦いの世界は時代遅れかな、
と感じます。
結局、
今回ご紹介しようと思ったのは
この作品。
![]()
アガサ=クリスティ
推理・探偵小説集〔1〕
各務 三郎 編
深町 真理子 訳
探偵ものって戦いじゃないの、
と言われると
まぁ、そんな一面もある。
でも、ここでのポイントは
アガサ・クリスティ作、ということ。
深町さんの訳も素晴らしい。
するするスルッと読める。
これが、とても大事。
『めんどくさい』
が、ない、のです。
![]()
ワタシは、この短編集の中では
最後の
「明けの明星消失事件」
が、気に入りましたので、
この話の出だしの部分を拾ってみます。
-引用
アイザック・ポイント氏は口から葉巻をとり、
いかにも満足げにいった。
「うん、これはいいところだ。」
こうして、いわば承認の印を
ダ-トマスの港におしてしまったところで、
彼はふたたび葉巻を口にもどし、
周囲を見まわした。
その鷹揚(おうよう)な態度は、
自分自身と、自分の風采、
環境、人生全般について、
みちたりた感情をいだいている男の
それだった。
(略)
けっしてがんじょうというのではないが、
つねに元気いっぱいに見え、
現在着こんでいるヨットの服は、
肥満ぎみの中年男の彼には、
こころもちきゅつくつそうな感じをあたえる。
分かりやすくて
想像をたくましくしてしまう。
その辺にいそうな人物、
その辺にありそうな環境、
人間関係のはなしは、
我々みな大好きだから、
どんどん引き込まれる。
ちょっとスリル感を持ちながら。
普通(に見える)人が起こす事件。
我々は、
様々な人間ドラマを経験済みだから、
意外な犯人を知って
「えっ!」![]()
と思っても、
「さもありなん」
と思っている。
そして、
クリスティほどの有名人ともなると
もちろん、批評家たちが
あれやこれやと騒いだようです。
![]()
「筋の展開の緊密さと、
今日でもなお手本となりうるような
構成の簡潔さがある。」
一方では、
「現実感がない」
というように。
ミステリーの長編だけでも
66冊にのぼる作品を手がけたクリスティ。
30歳でデビューして、
85歳で亡くなるまで書き続けました。
![]()
そして、
結局は、
なんといってもクリスティの魅力は
この本の編者が述べるように
「クリスティは、
物語をものがたるうまさがある」![]()
それに尽きます。
だから、
具合の悪いワタシでも
気持ちよく、
スルスルすらすら読むわけです。
![]()
ところで、
明けの明星消失事件に出てくる探偵は
あの有名な
エルキュール・ポアロ
ではなく
パ-カ-・パイン
という美味しそうな名前の探偵です。
パイン氏と聞くだけで、
何かほっとする。
-引用
パ-カ-・パイン氏は思案ぶかけなまなざしで、
むかいあった色のあさ黒い青年の、
おちつかぬ表情をながめた。
「むろんあなたはウェ-ルズのご出身でしょうな、
ルウェリンさん?」
と、彼はいった。
「それがこの事件となにか関係があるのですか?」
パ-カ-・パイン氏は、
大きな、手入れのゆきとどいた手をふった。
「いや、ありません。
ただわたしは、人間の情緒的反応を、
いくつかの人種的特徴に照らして
分類することに興味をもっているのですよ。
それだけのことです。
では、当面の問題にもどりましょうか。」
人間ドラマをさほど経験していない
と思われる子供たちには
クリスティの作品の良さが分かるのか。
ううん…。
![]()
よく見ると、
本の端っこに
子どもとおとなのための偕成社文庫
とありました。
ピンと来なかったら
おっきくなってからまた読んでね
ということかな。
では、ということで。
最後にのぷぷる作
ミラクルくじらんも
どうぞよろしくお願いいたします。
![]()
![]()
![]()
では、みなさま、
この夏、華麗に乗りきりましょう
^>ω<^🍧🎐❤︎






