こんにちは、のぷぷるです
。
この間、年が明けたと思ったら、
もう2月の手前。
ちょっと待って、ちょっと待って、と
言っているうちに、
あっという間に月日が
めくれていきます。
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地球船に乗っていて
エネルギー酔いばかりしていますが、
その酔いのタイミングが、
ワタシにとってはいつも
残念なタイミング。
でも、ここで自分を無理強いしない
ことが大事だと
「自分様」に合わせることに
しています。
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皆さまは、年末年始は
どのように過ごされましたか。
ワタシは、
ゴ~ン⛩と鐘が鳴ったら
読書p■qω・´)優先、
と決めて、
今年初めに読んだ本
を
今回ご紹介します。
その本は、昨年末、
ちゃんと本屋で手に取り、
「ふむふむ、ふむふぅむ…」と、
気に入って購入した本です。
出だしを読んで、惹かれました。
---(省略)
今、つまり、西暦17○○年のことだが、
ペンをとりあげ、時間をさかのぼって、
父が『ベンボ-提督亭』という宿屋を
いとなんでいたころ、顔に刀傷のある、
日焼けした老水夫が、はじめて宿をとった
時のことから、話をはじめることにする。
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もう、ワクワクしてしまいました。
怪しい冒険の匂いがプンプン。
冒険物語、というのには
昔からさほど興味がなかったのですが、
この本に惹かれたのは、
また次の描写です。
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水夫は、背の高い、腕っぷしの強そうな、
どっしりした男だった。はだの色は栗色で、
タ-ルまみれの弁髪がうすよごれた紺の
上着の肩までたれさがっていた。手は
ごつごつして、傷跡だらけだし、爪は黒くて
ひび割れしていた。おまけに、片頬には、
みにくい、白っぽくなった刀傷がななめに
走っていた。
う-ん、ヨ-ロッパっぽい。
イギリスっぽい。
この、細かな人物描写に従い、
サッサっさっと想像を膨らませる、
この作業が、楽しいのです。
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ワタシが、この作家が素晴らしい
と思うのは、この点だと思います。
というか、
そこがいいな、と思います。
〖宝島〗
R・Lスティ-ブンソン 作
坂井 晴彦 訳
寺島龍一 画
もう、有名すぎて
冒険小説の代名詞になっていますね。
冒険といえば、
スリルとサスペンス。
そして、アクション、
時には決闘で誰かがやられることがある。
このお話もかなりそういう場面も、
リアルに描かれてます。
確かにそういう時代もあったのですね。
けれど、
このお話は、古典文学だけあって、
裏切りのそのまた裏切り、
といった今どきの
誰を信用してよいのか分からない
というドラマ
とは違います。
とても、人間臭い。
このお話の、悪役でもあり、
立役者でもあり、
主人公ともいえる人物。
片足の海賊、
ジョン・シルバー。
ご覧の通り、ジョンは
オウムを飼っているのです。
このオウムも、
共に宝島にゆくのですが、
そうなると、
例のごとくワタシの心配病が
始まります。
オウムの「フリント船長」は、
最後まで無事だろうか![]()
ずっと心配のままこの分厚い本を
読めるはずもなく、
後ろの方をネタバレしないように
眼をパチパチしながら、
フリント船長の文字を探します。
すると、
あったあった、本当に最後の方。
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シルバーについては、その後
なんの音沙汰もない。
あの、おそろしい、一本脚の船乗りは、
とうとう、わたしの生活から
すっかり姿を消してしまった。
だが、おそらく、あの男は、もとの
黒人の妻や、おうむのフリント船長
といっしょに、安楽にくらしていることだろう。
ぜひ、そうあってほしいものだと思う。
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これで、ワタシは、作者を信用して
読み続けることが出来ました。
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オウムのフリント船長
を肩に乗せている人が悪人⁉️
スティーブンソンの、温かな眼差しを
感じます。
他の海賊たちもオウムには手を出さなかった、
ということになります。
ありがとう。![]()
最後に、印象深い一節があったので
それをご紹介いたします。
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「-おめえは読み書きも計算もちゃんとできる
小僧だ。それできくんだが、おめえは、
うそいつわりのねえとこ、死んだやつは
永久に死んじまうものと思うかい、それとも、
また生き返ってくるものと思うかい?」
「肉体を殺すことはできるけどね、ハンズさん、
魂は殺せないよ。そんなこと、あんたにだって
とっくにわかってるはずだけどな」
スティーブンソン氏は、
知っていたのですね。
では、![]()
ワタクシの童話も
この寒い冬に
アナタを暖めて差し上げるでしょう。
是非ご覧くださいね。![]()
ではまたお会いいたしましょう。







