こんにちは、のぷぷるです! 



前回から随分と、時が経ってしまいました。

みなさま、

いかがお過ごしでしょうか。



ワタクシは、ずばり、

この期間、

大きな手放しをするのに

半べそをかいていました。赤ちゃん泣き



( ゚∀ ゚)ハッ!と思ったら

それはやって来ました。


ワタシが、ズルズル引きずってきたもの。

また現実に起こり、

案の定ずっポリハマっていましたが、


『あれ?、でもこれって、

散々体験してきたはずなのに。

もう体験する必要ないんじゃないの。』


と、

ふとそんなことが脳裏をよぎり、


懸命に手放し手放し。

必死です。オエー



すると、


なんということでしょう。ポーン



奇跡が起きました。

考えてもいなかった奇跡!笑い泣き


おすましペガサスふんわりウイング乙女のトキメキゆめみる宝石



ワタシは、このブログを書くとき

その時の気分にピッタリな童話を選んでいますが



このときの感覚に合うものが、

なかなか思い浮かびませんでした。



自宅のあっちの本棚、

こっちの本棚を

ウロウロハイハイ



『ウ-ム…。』

と、諦め気分で手に取った1冊を

パラパラとめくりました。



そのときに目に飛び込んできたフレ-ズは、

こうでした。



そしてついに、

いたるところわからないことだらけで、

くらくらしている頭のなかに、

ぱっと光が射したように、

ひとつの答えが浮かび上がる。


そうそう!

くらくら!無気力

まさにそれ!

でした。



そこで、今回はこの文を書いた人のものを

ご紹介いたします。


と言っても、この人は外国人です。

のちに日本に帰化しました。



日本に来たのは1980年。39歳のとき。

ニュ-ヨ-クからはるばる船で来たのです。



前述の引用はこう続きます。



それは、これらの通りが驚異的な

美しい絵のような景色に見えるのは、

まず何よりも、

ありとあらゆるものが

-柱の表面や紙製のスクリーンまでが-

白、黒、青、金などで書かれた

中国や日本の文字で、

ふんだんに飾られているからなのだ。



初めての日本の感想はこうです。


何もかもが、まるで妖精の世界のようだ。

人間も小さいが、物もすべて小さく、

風変わりで、謎めいている。

小さな家々の屋根は青く、

小さな店の前には

どこを見ても青い布がかけてあり、

にこにこしている小さな人たちも、

みんな青い着物を着ている。







外国人の日本の感想を聞くのは

興味深いものです。


当時、この人が日本に感じたものは、

ただならぬものだったようで。



建築物の構造にも装飾にも、

一目でそれとわかるような法則はない。

小さな家は、

ひとつひとつがおとぎ話のようで、

独特の美しさを持っている。

どれひとつとして、

ほかとおなじものはなく、

すべてがくらくらするほど目新しい。



訳も、すばらしいのでしょうね。

この文体にとても惹き付けられます。


そろそろこの文章が載っている

童話(いちおうウインク)を

ご紹介。





〖雪女 夏の日の夢〗

ラフカディオ・ハーン 作

脇 明子 訳


ハ-ン(後に小泉八雲)は、

あの「怪談」を書いた作者です。


「夏の日の夢」は、浦島太郎と、

若返りの水、のお話を含んだエッセイです。






多彩な人でもあったようですね。

デレデレ



とにかく改めて、日本人として

嬉しく、また教えられることの多い

この素敵な文章を読んでみてください。



しかし、少なくとも最初の一日のうちは、

よそ者にとっては古いものだけが新しく、

注意のすべてを引きつけてしまう。


そんなよそ者から見ると、

日本の物はなんであれ、繊細で、

美しくて、驚くべきもの

であるように思える。



ウンウン、外国人ってそう思うらしいよね。

でも、


絵を描いた小さな紙の袋にはいった

ごくふつうの木製の箸でさえ、

三色を使って見事な文字を書いた

紙にくるんだ、

桜の木で作った楊枝(ようじ)

の束でさえ、

空色の地にツバメが飛ぶ姿が描いてあって、

《ジンリキシャ》曳き(ひき)が

顔の汗をふくのに使う、

小さなタオルでさえそうだ。


へぇ〜あんぐり


紙幣や、ありふれた銅貨さえもが、

美しいものに見える。


さっき、買物をした店では、

主人が彩りのいい糸を編みあわせた紐で、

品物を縛ってくれたが、その紐すらが、

とてもきれいな珍品だ。


とにかく、珍しいもの、気のきいたものが、

あんまりたくさんあるものだから、

くらくらしてしまう。


またキタ━(゚∀゚)━!飛び出すハート








とにかく、

ハ-ンの「日本の褒め度」が、

ハンパないのです。


もちろん、「怪談」の作者ですから、

キレイキレイデスネ-、

とだけ言っている人ではありません。


日本伝承の

怖い、不気味なお話を

しっかりと語るハ-ンは、

日本に霊的なものを強く感じていたに

違いありません。



さすが、幽霊の本場イギリスの軍医

を務めた父、を持つだけあります。





人は、予想外のものに出くわすと


♪くらくら𖦹 ‧̮𖦹

するんですね。


今回はそれを言いたかったのです。



ハ-ンのお熱ぶりを締めくくりに

もうひとつ。



本当に買いたいと思っているのは、

店の商品だけではないからだ。


店もほしいし、店の主人もほしいし、

布がゆれている店が並び、

人々が住んでいる通りも、


町全体も、入江も、

それを取り巻く山なみも、


雲ひとつない空に、

白く、夢さながらに

浮かんでいる富士山もほしい。


いや、本当のことを言うと、

魔法のような木々や、明るい大気、


たくさんの都や町や寺、

そして、この世で

もっとも愛すべき四千万の人々を

ひっくるめた、


日本全部がほしいのだ。



びっくり凝視うさぎゲッソリ


ありがとうございます、ハ-ンさん。


では、今回もどうぞよろしく。

愛すべきあのこたちの物語です。




では、みなさま、麗しきニッポンの夏を

楽しみましょう。