この友人と言うのは、漫画家のちばてつやさん。
「あしたのジョー」で有名ですね。
この話は昭和31年(1956年)のこと。
松本零士さんは上京し東京大学近くに下宿していました。
当時はかなり貧しく新品のパンツを買う余裕も無かったため、汚れが目立たないようにパンツを裏返して極限まではいていて、それを押入れに入れっぱなしにしていたらある日いっぱいキノコが生えてきて、そのキノコラーメンに入れて遊びに来ていたちばてつやさんに食べさせた、というある意味ぞっとするお話。
生えてきたキノコは「ヒトヨタケ」というキノコで、このキノコは春から秋にかけて群生する灰色のキノコ。
一晩でキノコが黒く溶けてしまうので「一夜茸」という名がつきました。
食べられますが、アルコール飲料を飲む前後に食べると、顔、首、胸が紅潮し頭痛やめまいなどの中毒症状が起こるので注意が必要です。
この話は本人の漫画で読んだ事があります。
タイトルを忘れてしまったのが残念。
あ、決して真似しないように。