エージェントのジェニーの好意で、雇止めの連絡を受けてから、デスクに戻って整理整頓をして
オフィスを去った私。
結構、びっくりする方もいるかもしれませんが、こういう辞め方は割とあります。自分から辞める時、
例えば金融の特殊な仕事をしている場合、上司に辞意を表意した瞬間にセキュリティカードを渡して
そのままオフィスを出ます。その後デスクに戻って不正を働くと莫大な損をする取引を執行したり、
お客さんの情報を漏洩したりすることを防ぐためなんですよね。ある意味、辞める、と伝えた瞬間に
そのまま去る、のがマナーという業界や仕事もあるから、私も人事という仕事柄、雇止めにあった瞬間
に居なくなる、ということは、会社は強制出来ませんが、ある意味、そんなにすごく失礼なことでも
ありません。
ま、藤原さんにご挨拶して辞めても良かったんだけど、いいや。
藤原さんは、絵にかいた様なヤバい人でした。ある日、社員さんの住民税を2か月分、振り込み手数料を
ケチるためにまとめて支払って、それは良いけど、ちゃんとお役所に先払いしてます、って言っておかない
とお役所は「多めに金額来てるよな」で処理は止まります。その「2か月先払い」の連絡を忘れてたんだか、
運悪く、その方は外国人の方で産休中だったんですが、赤ちゃんの出生届と共に様々な手続きをする際に
「住民税滞納」扱いとして、特に外国人だったから、なのか赤ちゃんのビザが降りない!と会社に電話が
かかって来てました。。。。藤原さんが振込手数料ケチるのは良いし、先払い届出し忘れるのも良いけど、
お子さんのビザがないと本当に困るから、かなりパニックになっていました。お役所だから、先払い認定を
受けるのは2週間先とか当然言われる訳で、途方に暮れている社員さんの電話をたまたま取ってしまった私は、
「いつも藤原さんの人事の手続きはミスだらけで、酷いけど、これは本当に子どもの命に係わる→お医者さん
にもかかれない」と落胆してました。そんな社員さんに謝りはするけど、「2週間を早めるように頼みましたから」
とシレーっと言ってる藤原さん、マジ、オワコン、しかもその一連の手続き中、「今からとても大事な手続きが
あるから、私に一切話しかけないで」と逆ギレ。。。そんなキャラだから、やー、時間の問題だよな、とは思って
ました。ジェニーにも「半年くらい経験積んで他に行けば良いよ」と言われてたので。。
こういう人が物凄い高給、しかも、あえて、彼女は自分しか分からない様に仕事を回す、マネジメントがシンガポール
だから、マジ、ヤバいよな、ポールさんが「人事事務手続きの中身が属人的過ぎる(藤原さんしか分からないように
なってしまっている)ので、はなさんが少しずつ彼女の仕事を学んで僕にも教えて下さい」と初日に言われた
けど、いやいや、そんな大変なこと、と思っていた矢先だったから、サクッと辞めたのは正解でした。
翌日、元々、他のお世話になりたかった外資系のエージェントさんが居たので、連絡を取り、事情を説明して、
すぐにでも再就職活動に入りたい、とお願いをしました。ジェニーは雇止めの連絡とともに次の仕事の書類選考を
出していて、一次面接の約束を次の月曜日に入れてくれていたけど、正直、ジェニーの紹介での仕事はもう、辞めた方が
良いかな、と思うのでした。。。結果、他のエージェントさんからの紹介で同じ人事部の仕事をスタートすることに
なりました。そこは、知る人ぞしる外資系コンサルティング会社。リモート面接の雰囲気は良かったけど、はっきり
言って、雇止めに遭ったから、早く次の仕事を始めなくちゃ、と最初に内定を出してくれた所にアッサリ決めてしまい
ます。もちろん、グローバルに展開している素晴らしい会社だから学ぶところも多かったけど、そこにいるマネージャ
の人が実は藤原さんを超えるヤバさでそこも2か月に辞めることになります。
続きます。