ユウ先生は、二学期に入りいよいよ模試も本格的になって来た頃、数学の凡ミス対策の指導で大変お世話になった先生でした。オンラインで指導も出来るのですが、既に普通の塾でパンパンだったので、基本、私ががユウ先生とLINEや電話でやり取りし、勉強法や進捗などを管理して行くやり方でした。
東大卒の31歳、当時。まだまだ現役感が抜けない同じ目線の指導は、塾の先生とはまた違う指導で息子の凡ミスは減って行きました。ユウ先生の指導は至ってシンプル。記憶曲線というものに合わせたリズムで問題集を解き続ける、と言うもの。少し公文に似ていますが、そんな感じのことを繰り返して行くうちに、数学の精度は上がって行きました。
一番お世話になったのはユウ先生が得意分野とする現代文と作文。これは、私がスクショしたのを先生が画像取り込みをして赤を入れてLINEして来る、と言う。。。
いよいよ過去問に差し掛かった際には、とうとう新宿で平日ランチでお会いして実際の息子の紙の回答をいくつか添削して下さいました。
先生のお立場は、本業ではありません。たまたま息子がお世話になったご縁以外は、バリバリのお仕事です。プライバシーの問題に抵触するのでここでは書きませんが、そんな理由から、指導料は一切受け取って頂けませんでした。
ママ、ユウ先生にお会いした際にはしっかり御礼して来て。
もちろん。先生はまだお若いから甘いものが好きと聞いたので、添削の際にはアフタヌーンティーをご一緒し、そこで思い切り駿台の模試や志望校の過去問を広げてお話。昼間だけど、ユウ先生はお酒もお好きというので、何故か飲みながら。私は、壁がないタイプ、若いユウ先生気さくなタイプ。気がつけばタメ口も時々。
ふと、ウチらってさ〜昼間から思い切り問題集広げてアフタヌーンティーでシャンパンとか飲んでて、何だろうね‼️ はははは。と、笑いながらも問題から目を離さない先生。聖徳太子だなっ。ウッカリと、辛い受験生の母だった私も羽を伸ばしちゃったりなんかして、でも帰りはたんまりと宿題と私の指導仕事も貰って来ます。
そんなこんなで押し迫って来た最後は、冬季講習に行く前の朝八時から電話で国語の演習を三日間連続でして下さいました。
ママ、国語の過去問が怖く無くなって来た。
塾の先生に加えて、ユウ先生の寄り添った指導は本当に有り難く、そして実践的でした。
もう少し早く始められてたらな〜。が、ユウ先生の口癖。でも、上手くいかなくなってから、の、ご縁だから、九月からなんですよね、しょうがない。
続きます。