息子君の冬休みも終わりつつあります。


12月くらいから、志望校の過去問を解き始めました。時間を測り本番さながら、です。受験をされる方は皆さん通る道ですが、最初は本当に怖い。それまでやって来た事がどこまで通じるのか、本番間近な訳で。


夏休み、過去問をチラッと解いて見た時、全く歯が立たなくて、恐れ慄き、一旦、離れました。今回はそう言う訳には行きません。毎回、宿題がそうだから😭


でも人って強い。段々慣れて来るんですね。


合格点と言うものは発表されてませんし、例え予想されている点を取ったとしても、全くもって何のアテにもしない様に、、と、塾の先生には厳しく言われます。更に、解けて当たり前のレベルの問題は、


ここ、取らなくて、どーすんだよっ。


と、怒られるそう。

注 息子はそう言う対応に向いているので先生がそうしてるだけで、皆さんにそうされてる訳ではありません。


ママ、意味わかんないと思うけどさ、この学校の数学は親切だよ、図形の問題に、図を書いてくれてるから。オレの志望校は文章でしか書いてくれてないから。


うん、分からないけど、何となく分かるよ、図を書き間違えたらアウトだね。


準備期間が間に合ったのかな、と、思うこともしばしば。でも、息子に関して言えば、このくらいのアツの勉強を後一年やりなさいって言われたら、どうなってたんだろう。


彼の良さ、個性がどんどん失われて行って、単純に良く問題の解ける子供一丁上がり、みたいな危機感を感じました。勉強は大切ですが、好きな勉強では無く、点を取らないといけないテクニックを求められるこの種の勉強は、その子の良さをみるみると吸い取って行く部分もあるのだな、と、思います。


だから、ふと、この調子てやった結果の所に入学出来るのが一番良い。


と思う様になりました、、、


つまり、夏休み前くらいから、やり始め、

まー、今が一番詰められている。


一般的な受験にしてみればとても短いですね。。でも、それ以上するのってこの歳で必要なのかな、と。


ある意味、平たく言うと諦めてる、と言う心境なのか、私にも分からないのですが。


息子は雑でもっと行けるのになぁ、と言う部分が沢山あります。塾の先生と、まー、もう少し、あーだったら、とか、言う話をしていたら、


いや、男の子はそのくらい、、で、良いと思いますけどね。。


彼の持って産まれた個性、好きなこと、性格を閉じ込めてまでする勉強の期間は、せいぜいこの程度で良いのでは、その結果が実力であり、その学歴を持って社会で好きな様に生きて行って欲しい。


なんか相当、のんびりした親に見えますが、、、


泣いても笑ったも後もう少し。短距離の方が得意だよね。


最後のダッシュに入ったよ。走り抜いて欲しいな。