両親との旅行、で思い出したので書いておこうかな。


ボストンに住んでいた時、私の両親が遊びに来ました。まだ、大学院が始まる前。一週間くらいかけてカナダとナイアガラの滝に行きました。


ボストンに住むと聞かれるのが、


ボストン美術館に行ったか

レッドソックスの試合を見たか

ニューヨークへ行ったか

ナイアガラの滝に行ったか


などなど。いる間にやっておく系の一つです。行く方法は、至ってシンプル。州と州をまたがるインターステイトと言う幹線道路をひたすら西に確か400キロ?ごめんなさい、違うかな、ま、とにかく長い。


朝に出てランチを挟んで夕方到着だから、もっとかな。ボストン市内からその幹線道路に乗って、真っ直ぐ真っ直ぐ西へ。




みんなから言われたのはサングラスを忘れないでね、と言うこと。そう、午後になると何時間も太陽に向かって走るのです。全員してたかな。


西に向かうドライブはとにかく果てしなかった。見果てる先まで道が真っ直ぐ。アクセル踏みっぱなし、居眠り運転したくなります。何とかおしゃべりや音楽で持たせてたどり着いたのを覚えています。


大陸を横断している、のだな、と、体感しやすいルートなので、ボストンに住む人は一度、そのナイアガラドライブをしたいのでしょうね。飛行機で行っても良いんだけどね。


あの頃、両親もまだまだ元気で、父親の方が長く運転してたような真顔 若者の旦那さんは、課題で疲れてたのかな。


旅行は、アトラクションが沢山ありますが、あの旅行の私の一番の記憶は、大きな大きな太陽に向かって、真っ直ぐひたすら走ったこと。私も運転すれば良かったなぁ。。ナイアガラの滝は圧巻で、その後立ち寄ったカナダのことはあまり思い出せません。瀑布に船で近づけるのですが、滝のしぶきでカッパを着ていても、全身びしょ濡れになるし、物凄く寒かった。



ボストンを後にした両親は、その後カナダに向かい、一か月近くドライブ旅行して帰国しました。手配は、私がしたけど、ロクに英語も話せないのに父親はカナダで運転したし、レンタカー手続きとか、どうしたんだろうか。今、私がしろって言われても自信ないな、何気に凄い人達だなって思います。


そんなかけがえのない思い出もあるから、今は家ので近くでご飯を一緒に食べるくらいで、充分です。母親は、会っている分には普通。昔の話は、良く覚えています。先日の娘の十三詣りの写真を見せると、

あら、はなちゃんの写真ね。


いや、これ、娘ちゃん。


確かに年恰好は同じだが、目の前に本人がいるのに、そちらに繋がってしまうみたい。もう、分からないのかな、と、少し寂しく思うけど、彼女にとってはあの着物を着せた娘のことを思い出してくれているのかな、と、思いました。


カナダドライブの際は、カタコトので英語で、色んな人と仲良くなってたらしいっ。どんどん知らない人と仲良くなって寄り道だらけになるから、旅行が進まなかった、と、父親がボヤいていましたひらめき


私がちゃんと、ここに書いておいてあげよう。