転職してからは、年賀状のやり取りのみ、の間柄にはなってしまいましたが、私がボストンに住んでる時、いきなり、ナカジからメールが来ました。


はな、結婚するんだけど、相手、誰だと思う?


って、聞いて来るって事は、、


私が知ってる人で、驚く人という事。


えー、誰?と何度かメールやり取りした後、


エリコさん!


あ、あのっ。


ナカジとは、確か転職した後に、一度くらい一緒に飲みに行った際、私が、エリコさんの送別会の様子を話して、


なんかさ、良く知らないままお別れしちゃったけど、凄く素敵な方だよね。お元気なのかな〜。


うん、まだ、いるんじゃない?


みたいなやり取りをしていました。ナカジ、恐らくその時、付き合ってたよねっ。まー、良いけど。


私が超絶、驚いて、多分、ボストンから電話したんだと思います。あまりにも、話したくなって。で、ナカジと久しぶりに楽しく話した後に、実はエリコさんがお隣にいる、と。


えー、もう、早く言ってよっ。


エリコさんに初めてご挨拶する事に。


はなちゃん、こんにちは。私ね、はなちゃんが送別会の時のこと、ナカジに話してくれたの、凄く嬉しくてね、で、今回、結婚する事になって、はなちゃんに一番に話すって、メールしたんだよっ。


えーっ。


オマエ、あの時、オレに話してて何も気が付かなかっただろうっ、ははっ。


なんでそんなに私を驚かすのが嬉しいのか、分からないケド、とにかく、二人で私のことを話してくれてるのが、とても嬉しいし、何よりも、人として凄く素敵だなって人同士が、結婚する事に、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。


その後、ナカジも忙しいし、私も忙しい、色んな事がお互い起きてるから、やはり年賀状止まりの親交ではありましたが、必ず、一言、凄い汚い字で書いてあって、その返信を私が翌年する、と言う感じでした。


ナカジには、わたしの娘と同じ歳の娘さんがいます。年賀状の写真で、ナカジに似た美人さんで、超絶、ぶっ飛び不思議ちゃんだよ、と、来たので、


ウチの子もっ。会わせたいね!


とやり取りしながら今に至ります。コロナになる前にその会社は同窓会をしていたので、行けばナカジに会えたけど、まだ子供達が小さくて、夜は出られませんでした。そんな私に気遣ってくれたのか、


はなとか、小さい子達がいるママが来れる昼間の公園とかも企画しよう。


って、ナカジとか同期の方達が言って下さってるって聞いたことがあります。私も、絶対、大縄とか持って参加しちゃう!って楽しみにしていた矢先のコロナ禍でした。


子供達も大縄をやりに一緒に来てくれる歳を過ぎて、コロナ禍も予想以上に長引きました。今年の年賀状にも普通にコメントがあったし、詳しい病状は分からないけれども、娘さんのことを思うと、気分が落ち込みます。


この連発ブログを書きながら、手紙を送るのは49日を待とう、いや、、もっと先でも良いかな、今、とっても疲れているよな、と、思いました。


こんなに希薄な繋がりの私でさえ、ここまでのショック。ゴトさんとか、他のお友達、もっともっと深い悲しみを抱えた人達の相手で、エリコさんが疲れて無いと良いな、そんな気持ちになって来ました。


私が実際、遺族になった経験から、悲しんでくれる人のパワーってのは有り難いんだけど、受け止めるのも疲れるってのを思い出して来ました。


ゆっくり静かに偲びたいだろうな、このブログを書いているうちに、そんな気持ちになりました。


今にでも行ってエリコさんに話したい、そんな気持ちは、ここで吐き出して、そっとしておくのが良いのかな、美味しいお菓子でも送って、御礼や連絡は落ち着いてからお願いしますって書こう、そうしよう。。


人は悲しいと周りが見えなくなって、、もっと悲しい人のことなんてどうでも良くなります。でも、ふと、こんな気持ちは、書くことで治るものなのかも知れません。


暗めの文章、最後まで読んで下さってありがとうございます✨


ナカジのこと、また、思い出したら書こうと思います、、ゴトさんも強烈キャラだったよなぁ。。