つい昨晩。学校から貰った内申が志望校に中々と言うか、かなり及ばないお兄ちゃん。が、
ここ本命にしても良いかな。と呟きます。
えっと、そこさ、相当難しくない? なんで?
だって、過去問題集見てたら、難しいの、みんなそこの高校だし。
なるほどっ。パパと顔を見合わせます。三者面談で、相当頑張らないと、とマウント取られたのに、数日寝たらスッキリと気持ち切り替わられてる様で。あー、この人、サッカーと同じだよね、負けた試合は、しばらく振り返ったら、気持ち切り替えないと、だもんね。。それが身についてらっしゃる。。
アイツ、本当にメンタル強いよな、って言うか、どの口が言うって感じだけど、、、頼もしいって思うことにしようっ。
ほ、本当だね、もー、見守るしか無いね。。。
親としては、確実な滑り止め高校のリサーチに入ろう、という事で合意。パパは夜遅くまで私立高校の案内を延々と見てました。
話は逸れましたが、、
English as Second Language, ESL のクラスに入った一週間目に、英語レベルの高いお友達と沢山過ごして、現地校に通ってるに近い雰囲気を味わったお兄ちゃん。
二週目は、ネイティブ率がもっと上がるスポーツクラスに通います。
午前は、テニス。
なんか、出て来る先生の佇まいも違う。恐らく大学でバリバリ教えてるか、上級者の方々でしょう。来る子達も、マイラケット持ってて、いかにもテニスやってる風の子も。要は、夏休み、テニスを習いに来てる現地のお子さん達です。
この時は、二週目に離陸出来るか、と、妹ちゃんのことばかりが気になってたのか、お兄ちゃんは、勝手に集合場所へ一人で行って名乗って待ってたりする様になりました。ただ、仲良くしていたサッカーボーイズはいません。新しくお友達を作り直さないといけない。
どうなるのかな、とは、心配したけど、どちらかと言うと、
テニスを習う
に、気が行ってるお兄ちゃんは、そちらが楽しみの様でした。
こんな風に本格的な、成績表なども、最後に付くので、レベル分けされた後は、ひたすら練習。当然、見学などは出来ませんが、外だから遠くから見ることは出来たかも知れません。が、しかし とにかく、キャンパスが広すぎて、分からない。お兄ちゃんが言うには山を背景に10面くらいあったらしく、圧巻らしいのですが、、、
初心者でもしっかり指導してくれるのか、
テニス、めっちゃ楽しい、今日、最後は試合だった❗️
組むんだったら、あの子と組むと勝てるのになぁ、
とか、テニスの話ばっかり。が、そこに英語が分からなくて、と言う話題はありません。もう、指示用語レベルならば、娘もそうでしたが、ほとんど分かるみたいで、運動だから、見よう見まね、で過ごせちゃってる感じでした。
午後は、ボールスポーツと言って、ドッチボールを始めとした、ボール遊びのクラス。本当はサッカーに入れてあげたかったけど、行く期間には設定がありませんでした。。、あちらの夏休みは六月下旬からなので、キャンプは終盤だったんですよね。それでも、色んなボール遊びが出来て大満足だった様です。
下の写真は、何かのゲームの戦略を先生と相談してたそうです。ちゃんと分かって、勝ちに行くお兄ちゃん。先生も指導に熱が入ってる感じでした。サッカー経験者なのと、このクラスでは学齢が一番高かったので、やたらと大活躍して、そこも良い気分。
とにかく、楽しいっ。先週より全然楽しいっ
えっ、先週も相当満喫してた気がするけどな。そーなんだ、それは良かったよ。まー、でも、大好きなボールまみれの一週間だもんね〜。とにかく球技系が好きな子っていますよね。赤ちゃんの頃から、本当にボールが好きだった。
テニスの指導は最後の日はトーナメント形式の本格的な試合で、ダブルスをしたそう。ちゃんとした試合の形式を踏んでのゲームで凄く盛り上がった〜と、話してくれました。見たかったなぁ。。
テニスは成績表も貰えました。細かく技能、マナー、態度を2段階評価。ほとんどが、Well Done、良く出来る、になってます。また、最後に先生からの評価コメント↓
彼は、産まれながらのテニスの才能があります。この一週間で、ボレー、ストローク共に目覚ましい上達をしました。彼は才能豊かなアスリートで、クラス全ての活動にオープンマインドで参加していました。
日本語に訳して伝えてあげると、とても嬉しそう。凄い、才能あるって〜✨ サッカーも良いけど、テニスも、いつかやったら良いよ。
うん、すっごい、楽しかった。先生めちゃくちゃ褒めてくれるし、優しいし、みんなも、失敗すると、一杯笑ってばっかで。下手な子には、上手い子が根気良く相手してあげたりして、優しいんだよ。その子も下手なのに、いつもニコニコ楽しそうにやってた。相当良い雰囲気のクラスだった様です。しっかり色んな子の名前も覚えて、集合場所から帰って来る時は何となくおしゃべりもしながら、ふっつーに、戻って来てました。
ちなみに、お兄ちゃんの現在、高校からの部活、テニス部も有力な候補です。カナダでのこの経験が、あるからなのかな、と、思います。高校から始めるには、経験者が多いテニスはちょっとハードル高いはずなのに、あまり気にしない風なのは、この時に貰った自信があるから、なのかも知れません。
お兄ちゃんは、小学生留学するのに最も適した年齢と、環境、そしてカリキュラムだったのかも知れません。
あっという間の二週間。。キャンプが、終わり、帰国前に買い物していると、SFU行きのバスが走ってたりします。
あ、SFU行きだ。。と、寂しそうに眺める彼。
凄い大学らしいから、将来、ここ目指したら良いんじゃ無い?
そんなの無理だよっ、英語の大学なんて。
そんな事無いよ、ママは高校でアメリカに一年間行ったし、パパはアメリカの大学院を卒業してるよ。息子ちゃんなんかより、遥かに後から英語勉強始めたのに。
え、そうなの❓
バスを見送りながら、シーン、と黙っていました。
サッカーボーイズとの英語の島
遠足で遊びまくった島
ボールクラスで、ドヤった島
テニスの島
彼の中には沢山の島が立ち上がり、そして今、高校受験生と言う彼の人生の中では一番の試練の時に、
鋼のメンタル
を発揮する、誤解を恐れずに書けば、物凄い、
鈍感力
の根拠になってるのかな、と、思います。
次の回は、総集編。。です❗️
覚えてるうちに、書いとこうっと、ハイペースです。ってか、終わらせたくなってきた、この連載
最後まで読んで下さりありがとうございます。