小学校五年の夏休み、二週間、カナダ、バンクーバー郊外にある大学主催のキャンプに通った記録、息子君の様子です。


彼は、有無を言わさずにぶち込むには、ギリギリの年齢でした。しかも、大体、この歳の留学ってのは親にやらされる訳ですが、男子はシャイなので難しいと思います。頭の中に占めている興味が、サッカー、ゲーム、違うゲーム、ご飯、サッカー、くらいしか無い彼にとっては、


面倒臭い


しか、ありませんでした。英語が上手くなりたいなんて思う訳も無く、カナダに行くならば、大きいプールとか、ボールが蹴れる芝生はあるのか、と言う質問しか出て来ません。


が、このキャンプのスポーツクラスのラインアップは凄くて、サッカー、ラグビー、バスケ、野球、テニス、ボールスポーツ全般→ドッチボールとか、小さい子向け、などなど彼の興味を引くものばかり。しかも大学の本芝で、それぞれのスポーツごとにフィールドがあります。キャンプが始まる前日に大学内を回った際に、果てしなく→彼にとっては、、広がる陸上競技場を始め、圧巻の一言でした。


一週間目は、娘と同じESLから始まります。息子は、シャイではありませんが、日本人だし、積極的にガンガン行ける訳もありません。が、妹の手前、おどおどするのも、と、思ったのか、実は何も考えていないのか、事前に何か不安、とか、言い出す事もなく、どちらかと言うと離れて過ごす妹ちゃんのことが気になる様でした。


一月期、不登校気味の妹を目の当たりにしたのに、ママ、こんな過酷な所に連れて来て、とか、思っていたのかもしれません。



初日。やたらと、広い大学構内、妹ちゃんが側にいるか、確認してくれます。その辺、お兄ちゃん心満載なんですね。


彼のESLは、高学年。英語が、かなり堪能な子も混ざります。また、遠足に行く場所や活動もとても活発になります。


学齢に見合った活動になるから、飽きないんですね。遠足も、同じ場所に行きますが、妹ちゃんのクラスは座って手遊び、先生が中心になりますが、お兄ちゃんのクラスは、大学生のお兄さん達がガチで遊んでくれます。



サッカーが好きな子達が、何人か居たみたいで、初日から、何も話せないのに普通に、遊んでます。それなりに経験者の彼は、オマエ、上手いなっ、みたいに、すっかり溶け込んでいました。一番手前が、息子君。たまたま体調を崩した子のエージェントさんがお迎えがてら、見かけたらしく、録画して、送ってくれました。


一言も、恐らく話せないよねキョロキョロ

芸は身を助ける。。


初日から、サッカーボーイグループに入れて貰えた様でした。


続きます。