息子が、小学一年生の秋、旦那さんが週の半分は名古屋ベースの仕事になりました。元々出張が多い仕事でしたが、固定で平日居なくなる、と言うのは初めて。
息子は、最初の頃寂しがっていましたが、二年生くらいになった頃、
パパがいない日は、お前がこの家の唯一の男だから、ママと妹を頼んだぞ。
と、言われる様に。まだ、低学年。でも、小さいながらに、そう言う気持ちが芽生えて来たのか、夜、玄関でガチャガチャやってるから、
どしたの?って聞くと、
いや、玄関が閉まってるか、見て来た。
行くと予備の鍵から、中からしか開けられないドアストッパーからガッチガチに施錠が 時に、旦那さんが不意に夜中に帰宅する事もあったから、
や、そこまでするとパパが入れないから、ピンポンされちゃう、からここは良いよ
→起こされたくない
なんてこともありました。
ある日、遊びに行った娘が時間になっても戻りません。携帯も出ない。んー、ま、後、も少し待ったらママ、様子見に行って来るわ。と、言った瞬間に、階段を降りる音がするから、
どしたの〜? って追いかけたら、
オレ、ちょっと見に行って来るよ。と、行ってしまいました。のんびり自転車を漕いでた娘とすれ違って一緒に帰って来ました。。
また、ある日。
三人でラーメンを食べに行ったら、急などしゃ降り。車まで走ったら三分なんだけどそれにしても凄い降り。。
おし、濡れるの覚悟でダッシュしようっ!
って走り出す瞬間に、自分の上着を娘に頭からかけて走り出しました。
そして、また、ある日。娘が、
「帰り道に男の子達にからかわれるの」 と、言い出した頃がありました。
そーなんだ、あんまり酷かったら、じゃあ、ママが偶然を装って、通りかかってあげようか。
それを聞いていた、お兄ちゃん、
いや、俺も大体、同じ時間だし、からかう奴らって、アイツとアイツ?
うん。
その日、娘が夕飯の時に、
お兄ちゃんがね〜、帰り道、今日は、ずっと近くでY君と二人で、じーっとその子達、睨んでくれてて、からかわれなかったっ
その日から、その子達は、娘に構うことは二度とありませんでした。二学年でも、相当違うもんね小学生はね 怖いよ、二つ上の睨み。しかもY君、めちゃくちゃ、でっかい
→利用したなっ
私が、これらのお兄ちゃんの勇者ぶりを、今、ウットリ話すと、、、と、本気で怒ります。。
や、だから、ママ、話を盛らないで、違うよ、そんな事してないって
えっ、お兄ちゃんが、そんな良い人だった訳ないっ。知ってる世の中の人で、一番ズルい人っ!
→言うても、ご飯の時、お箸を自分の分だけ取って来てしまった、とか、プリン全部食べた、とか、なんだけど、ハードル高っ
最近、、、ティーンズの私への言いつけ合戦とか、くっだらない、しょーもないことで、マジギレケンカとか始めると、黙らせるために、
かつて、
「美しかったお兄ちゃんと妹」の時代
を語ることにしましたっ