先日、結婚が決まった女性が退職された。まだ、お子さんもいないのに珍しいと思う。家庭、育児に専念されたいそう。とても優秀で、誰もが頼りにしていた方だった。
私は、妊娠を機に仕事を辞めた。専業主婦になってしばらく、あまりの環境変化に、決断を後悔したこともあった。
今、中学の息子は、シャフリングベイビー、と言って、歩き始めるのがとても遅い子だった。ある日、息子を連れて公園に行くと、近所の保育園が遊びに来ていた。同じ、一歳児グループの様。ほとんどがヨチヨチか、走り回ってる子もいる。その中で芝生にポツネンと、置かれている赤ちゃんが居た。多分、その子も同じシャフリングで、歩き始めるのが遅いのだろう。先生は走り回る子達に夢中で、その子は芝生の真ん中でずっと一人で座らされていた。
息子も、保育園に入ってたら、あーなってたんだ。
でも、仕事を辞めたから、彼の成長段階に合わせる環境が作れている。あの時の判断は間違っていなかったんだ、と、その時に確信した。
子供達が大きくなって、周りのママ達はどんどん社会復帰していった。特に小学校高学年になると、フルタイムに近い働き方に、戻られる方も多い。
でも、私は、子供達が中学を終えるまでは、帰宅時間に家に居られる働き方を選ぶつもりだし、今もそうしている。大体、帰って来ても、直ぐに塾や習い事や遊びに出掛けてしまうのだから、その瞬間に家にいる、ことを優先して仕事を選ぶのは、コスパが悪い。子供達が帰宅して、ただいま、と言ってリビングに来る、おかえり、と言っておやつを食べたり、録画した朝ドラを見たり。で、また彼らは出かけて行く。30分も無いことがほとんど。
でも、この時間に家にいることが、直感的に、私はどうしても譲れない。だから、フルタイムで社会復帰しているママさん達より、キャリアも、稼ぎも、到底叶わない。
かつて、芝生の真ん中に置かれている赤ちゃんを見た時みたいに、これが、正しい判断だった、と確信出来る日が来るのかな。。。
八月は東京のコロナ渦が職場にも押し寄せ、カバーが多くて、子供達にお留守番させることを余儀なくされた。もう、大きいから、なんの問題も無い。でも、息子が、先日、ふと、
ママ、九月も、まだまだ忙しいの?
と聞いてきた。
うん、相当混乱しちゃったから、八月はごめんね、でも徐々に戻りつつあるし、来月はもっと時間減らして貰ったから。
そうなんだ、良かった。ママ、疲れてたし。
ちなみに、シャフリングベイビーは、将来、走るのが速い子が多いです、と、当時の小児科の先生に言われましたが、確かに息子はずーっとリレーの選手だな。。。
話があちこち行きましたが、、、冒頭の女性へのお別れラインに、こう綴った。
人生の帰路に立った際に、直感的に判断することは間違ってないと思います。特に女性は。どうぞお幸せに。
働き者の彼女が、時間を持て余したりして、退職の判断を後悔して来たりしたら、ちょっとドヤ顔で励ましてあげたいな、なんて、思った。