

ピクサーの最高傑作、と言う人もいる映画。私も最も大好きな映画の一つ。脳科学?心理学?の難解なテーマを分かりやすく、ユーモアたっぷりに、可愛く作られていると思う。子供達も、これが一番好き、と言う。アナ雪でもなく、ベイマックスでもなく。。
思春期に差し掛かる女の子、ライリーの頭の中にいる色んな感情が、彼女の頭の中でキャラとなってドタバタ劇を展開する。一際存在感があるのが、「悲しみ」。吹き替えは大竹しのぶさんがしていた。
主人公のライリーが幸せで居続けるために「喜び」が、脳の司令室で常にリーダーシップを取ってきたが、何故か上手く行かなくなり始める。思春期に転校を経験するライリーにとって、今までのやり方では対処出来なくなって来る事を「喜び」は、悟る。そして、いつも邪魔者扱いされて来た「悲しみ」が、ライリーの心の成長を大きく支える。
それまで、ライリーが自覚してなかった悲しみは、実は喜びと表裏一体であり、その悲しみを抱えながら生きることが心の安定になる、と、私は理解した。
言い換えれば、辛いこと、悲しいことや孤独感が訪れた時に、そんなに恐れなくても良い。むしろ、凄い経験が来たんだ、と、どっぷり浸かってしまえ、とさえ思う。味わう、までは行かないまでも。日常生活に支障を来たさない限り、暗くい続ける。今、落ちてる中だから、そのうち、戻って来るから、ちょっとその辺で、待っててくれるかなって、周りには伝えて。
社会はスローペースに戻されて、一年が過ぎる。新年度直前にって、焦る気持ちも正直あるけど、あまねく人々に降りかかっていること。無理に明るくしなくても良いかなって気もする。で、どっぷりゆっくりしよっかな。
春の日差しも暑いくらい。

