こんにちは
前回のブログには温かいコメントをいただきありがとうございました。
読みながら涙が出てきました。感謝です。
タイトルの通りですが、
やはり前癌病変でした。
ステージは3段階に分かれており、私は2段階目。
moderateと呼ばれているそう。
癌化する確率は8%→18%→40%と上がっていき
moderateは18%だそうです。
前癌病変の段階で切除することもあるそうですが、私は範囲が広いので経過観察が良いとのこと。
先生は「本当に癌じゃなくて良かった。前癌病変は癌化する可能性のある細胞で癌ではないから。範囲が広いから癌だったらかなり大変だったよ。この年齢でこの範囲の癌を切除ってなると舌が動かなくなっちゃうからね」と。
最初は冷静に聞けていましたが、先生に質問をする際声を発した瞬間、思わず涙が溢れてしまいました。
先生は癌じゃないから泣かなくて大丈夫だよ。結果は結果だから。結果は変えられないから。って。
前回の先生の反応から前癌病変であることは間違いなさそうだと覚悟はできていましたが、ステージがmoderateであることにショックを受けてしまいました。18%も低くはないと思ってしまった。
先生に「生涯18%の確率ってことだからね。82%の人は癌化することなく生涯を終えるんだよ。」と言われ、そう考えれば低い気がするなぁ…。いや、やっぱり低くないよなぁ…と考えたり。
さくさくとお会計まで進み、なんだか座って考えたくて東京駅行きのバスに乗ってみました
先生との会話を振り返り考える中で、
「範囲が広いから切除となると大変。その範囲だと舌が動かなくなる。」
を思い出した瞬間、
娘や主人とのおしゃべりが大好きなのにできなくなってしまうのかな…
大好きなママとパパとお姉ちゃんと今までみたいに会話ができなくなるのかな…
涙がぶわっと溢れてしまいました。
もちろん、前癌病変だから癌ではない。
でもかなり範囲が広いのでもし癌化したら、
癌化しなくてもステージが上がって切除した方が良いとなったら、
かなり大変なのだと分かり、
とても落ち込んでいます。
落ち込んでいるというか…事実だから受け止めるしかなくて意外に冷静なんだけど、ふと先生の発した言葉を思い出して、そこから考えを巡らせて悲しくなる…という感じ。
ただ、それでも日々は進んでいくんですよね。
ご飯は作らなきゃいけないし
お洗濯もしないといけない
娘も変わらず元気に帰ってくるし
お風呂も入るし
寝たら朝が来るし
「前癌病変です」
と言われたからと言って何も日常は変わらない。
これといった治療法があれば、復職日を延ばして…と考えられるのですが、それもない。
3ヶ月後に先生に見せに行くだけ。
いや、見せに行くことしかできない。
だから、当たり前のように私は復職するわけで。
今は復職に向けて3年間サボっていたことを立て直して準備しています。
殴り書きになってしまい、不快な気持ちになった方がいらしたら本当にすみません。
今の正直な気持ちです。
健康に勝るものはありませんね。
健康ならなんでもできる。
健康じゃないとどんなに好きなことをしても心に黒い小さな穴が空いている気持ちになります。
でも、私は元気です。
ただ、不安なだけです。
私には長生きしたいと思える大好きな原動力がたくさんあるので、幸せだなと思います。