【びわっちさんぽ】このブログは、わたしが気になって、わたしが行ってみて、
わたしが嬉しかったな、楽しかったな、好きだな、美味しかったな、心地よかったな…そんなことを感じた場所やものなどをアルバムがわりに記しています。

もし、気になったものがあって、それについて詳しい説明が必要な方がいらっしゃいましたら、素敵に上手にまとめておられる方がたくさんいらっしゃるので、
ぜひそちらをご覧くださいね。 

 

 


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



対馬の南部・厳原町豆酘と同様、天道信仰のもう一つの中心地。
佐護湊の天道山の麓にある。社の無い磐座(いわくら)の祭壇で有名。
 
 
『對州神社誌』に、天道大菩薩とあるように、天神多久頭魂とは、いわゆる天道と見なされており 佐護川対岸の千俵蒔山と相対する位置に天道山がある。

『對州神社誌』には天道山を「麦百俵蒔程之山」と記されており、

雄嶽(北側)と雌嶽(南側)の二つの峰があって、 雄嶽の頂上に鎮まっているという。

対馬の北部の港にあり、半島に近い場所。

そのため、千俵蒔山には、防人が配されていて 頂上に「烽(のろし、とぶひ)」の跡がある。

とういわけで、当社境内は天道山の遥拝所にあたる。

対馬の南端、豆酘の龍多山には多久頭魂神社が祀られており、北に在る当社と、対を成している。

天皇の即位の際に執り行われる大嘗祭では、 悠紀(ユキ)殿と主基(スキ)殿が設営され、 京都以東以南の悠紀地方と、以西以北の主基地方の 両地方の斎田でとれた新穀を献上する。

よって、対馬の南北にある多久頭魂神社を、 当社を「主基(すき)宮」と称するのに対し、 豆酘の多久頭魂神社は「悠紀(ゆき)宮」とする。

悠紀と主基が何を意味するのか明確になっていないのだが、 一説には、軍事を表す靭と、農事を表す鋤であるとする。

軍事・農事を掌握統治し、政治・神事の長とする儀式とする。
 


天多久頭魂神社

長崎県対馬市上県町佐護洲崎西里2864


御祭神
多久頭魂命





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