追儺(ついな)とは


大晦日(旧暦12月30日)の宮中の年中行事であり、


平安時代の初期頃から行われている鬼払いの儀式。


鬼やらい」(鬼遣らい、鬼儺などとも表記)、

儺(な)やらい」とも呼ばれる。 


Wikipediaよりー

 


とあるように

節分のルーツになったとも言われています。





 


糸島の老松神社では毎年1月7日に行われます。






 

疫病が流行したとき、疫鬼を追い払うために行われたと言われ


「鷽替え神事」「鬼すべ神事」の2つが行われる1日がかりの長ーい行事です。







鷽は鳥ですが、「嘘」と語呂がかかっていて


「これまでの悪いことを嘘にして今年の吉に取り替える」


という意味があります。


昨年買った木製の鷽を取り替えて、新しいものに交換します。

 


境内では


家内安全や商売繁盛、学業成就、五穀豊穣、家内安全の祈願が込められた 


「うそ」が販売されるほか、楽しい福引きも開催されます。 

 





 

14時『鬼追い神事』


鬼に扮した氏子たちが、朱塗りのお面をかぶった大鬼を先頭に


町内の罪やけがれ、うそを背負って本殿を一周してから神社を出ます。







大鬼は行く前からなぜかヨレヨレで、小鬼に支えられています。

 






筑前前原は干拓で海が遠くなってしまったので

昔 海があったと思われる加布羅(がぶら)まで

お汐井とりに行った後、町内をまわります。









鬼たちは「鬼じゃ、鬼じゃ」のかけ声とともに街中を練り歩きます。


鬼に触ってもらうと、幸運や無病息災につながると言われています。





 

 

何時間も走りまわって神社に戻った後に

夕方から「鬼すべ神事」が行われます。


お汐井とりから戻った大鬼が神社本殿に上がろうとするのを当番町の長老が豆をぶつけて、本殿横の鬼すべ堂に追い込みます。






 

引用:老松神社 追儺祭(鬼すべ) | 糸島市観光協会

 

 

 

 

 

老松神社
福岡県糸島市前原中央1-4-14

 

 

 

 

 

愛される“心”のつくりかた