Zombie should not run. -2ページ目

「雨の雫」が公開されました

先日告知させていただきました、
iTunesPodcastオーディオドラマ「雨の雫」の配信が開始されました。
iTunesのPodcastページからダウンロードできます。

iTunes Podcast「雨の雫」ページ
http://itunes.apple.com/jp/podcast//id381995982

2/22追記
「雨の雫」の累計ダウンロード数が10,000を突破しました!
ありがとうございます&今度ともよろしくお願いいたします。。


3/19追記
「雨の雫」の累計ダウンロード数が24,000を突破しました!
ありがとうございます&今度ともよろしくお願いいたします。。


また、YouTubeやニコニコ動画でも視聴できますので、
iTunesをご利用でない方はこちらからお聴きください。

YouTubeから視聴
ニコニコ動画から視聴

イラストを描いてくださった神沖美央さんの絵はこちらでご覧いただけます。
pixiv

主題歌「髪」を提供してくださったソレカラさんの情報はこちらでご覧いただけます。
ソレカラ公式サイト


(=ΦωΦ)よろしくお願いいたします。。

「雨の雫」

iTunesのPodcast用にオーディオドラマの脚本を書かせていただきました。
「雨の雫」という1話完結のお話です。

以前にコミュニティラジオのラジオドラマ用として書いたものですが、
今回はPodcast向けに軽く手を加えてあります。

本日22日の23時からニコ生で完成披露放送が行われます。
前半の30分(第1部)が作品の披露と紹介、
後半の30分(第2部)が関係者が集まっての座談会です。
私も僭越ながら座談会に参加させていただきます。
生放送で喋るの緊張する……。
まだ完成版を聴いていないので、
どんな風に仕上がっているか放送を楽しみにしたいと思います。

企画・制作は、健介さんというPodcastのオーディオドラマを
数多く手がける方にやっていただきました。
私も健介さんのオーディオドラマを聴いていたので、
手がけていただけることになった時は驚きました。。
健介さんは現在「文学少年の孤独」という長編も配信されています。
先日第5話が配信され、物語も佳境に入ってきています。
こちらもぜひお聴きください。

iTunes「文学少年の孤独」ページ
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id477485865

「雨の雫」も披露後にiTunesのPodcastにて配信される予定です。
配信情報はブログやまた宣伝させていただきます。
ひと足先にニコニコ動画で公開されていますので、
アカウントをお持ちの方はこちらからお聴きください。。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16765053

ストーリー
「……雨の日が嫌い」
雨の日が嫌いな少女、天野雫。
とある目的を持って避暑地を訪れた雫は、
避暑地のペンションで働く青年、陽と出会う。
雫が避暑地を訪れた理由とは?
陽との出会いは雫に何をもたらすのか…?

キャスト
木下陽:剣芯也
天野雫:黒船ノーペリ
マダム:つくる

スタッフ
選曲・音響効果:健介
音楽:君島三夜
主題歌『髪』ソレカラ
イラスト:神沖未央
脚本:中村竜矢

(=ΦωΦ)よろしくお願いいたします。。

チョコレート

年末の大掃除ということでファイルを整理していたら
以前どこかに短編募集に応募したエッセイが出てきました。
もったいないので改変して載せようと思います。(エコ)

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「チョコレート」

いつも通りの時間に、オフィスの席に座る。
今日は、社内の様子がちょっとおかしい。
女子社員がひとところに集まって、
いたずらっぽい笑みを浮かべながら談笑している。
まわりの男性社員は女子社員に意識を向けながら、
気づかない風を装って机に向かっている。

なんだろう。どこかで感じたことのあるような空気だ。
しかし、もうすぐ始業の時間になる。注意した方がいいだろう。
腰を浮かしかけた私のところに、女子社員のひとりが歩み寄ってきた。
「あのう、部長。これ、みんなからです」
後ろに回していた手をこちらに差し出すと、
そこにはピンクの柄紙に青のリボンをあしらった、
かわいらしい小箱が乗っていた。
そうか、今日はバレンタインデーだった。

ありがとう、そう答えて小箱を受け取ると、
女子社員は安心したような笑みを浮かべ、小走りに席に戻っていった。
まわりの社員も小箱を手にして、
嬉しさを隠しきれない妙な表情のままで仕事に向かっている。
幾つになっても嬉しくて、恥ずかしいものだ。

ふと、学生時代のことを思い出した。

仲間うちでかたまって、男子に意味ありげな視線を飛ばす女子。
その視線に気づかないふりをしつつ、どこか浮き足立っている男子。
終業時間になっても、帰りたくないあの雰囲気。
期待とチャンスと落胆の入り交じった、胸をしめつける空気。
その時の空気に似ていたのだ。

あの頃、大好きだった女の子がいた。
朝、彼女が登校してきてからからずっと、
彼女の鞄の中身が気になっていた。
あの中にチョコレートは入っているのだろうか。
店売りのものなのか、それとも、手作りなのだろうか。
短いメッセージでも添えられているのだろうか。

休み時間の度に、彼女の行き先が気にかかった。
周りに気付かれぬようにずっと、背中越しに彼女の動きを気にしていた。
そして彼女が放課後の教室からいなくなったあと、
ためいきとともにようやく私は立ち上がることができたのだ。

期待は落胆へと変わってしまった。
とは言え半分想像していたことなので、
落ち込まないようにずっと別のことに意識を向けていた。
だから、下駄箱の前で待っていた彼女が、
怒ったような照れたような顔をこちらに向けたときは、
うまく現実が飲み込めないままだった。

大きさの揃わないぶかっこうなチョコレート。
砂糖の配分を間違えた甘すぎる味。
でも、その甘さは生涯忘れられない味になった。

もう十年以上前の話だ。


会社でもらった小箱を持って、家へと帰る。
妻は焼きもちを焼いてくれるだろうか。

ただいま。靴を脱いで家の中に入る。
おかえり。キッチンの前に立つ妻の背後から、
小学校にあがったばかりの娘が恥ずかしそうにこちらを見ている。
妻が何事かを娘に耳打ちすると、娘はおずおずとこちらに歩み出てきた。
私は、何も気づかないふりをする。

パパ、これあげる。

娘が差し出した手の上に
きれいにラッピングされた包み紙がちょこんと乗っている。
ぶかっこうな、甘すぎるチョコレートの、その末裔だ。
ありがとう、娘から包み紙を受け取る。
娘の頭を撫でて立ち上がると、
妻も同じようにラッピングされた包み紙をさし出してきた。
娘と同じように頭を撫でてやると、
怒ったような照れたような顔を、私に向ける。

あのぶかっこうで甘すぎるチョコレートを、
あれから十何年もずっともらい続けている。
あの頃よりも、ずっと整った形とビターな味になったけど、
それは、あの頃と変わらず私を、
ひどくドキドキさせるのだ。

CDドラマ「ディスドライブ!」

脚本を書かせていただいたオリジナルCDドラマの
公式サイトとTwitterがで公開されましたので、
告知させてください。。


オリジナルCDドラマ
「ディスドライブ! Missing Doll」

強力な霊感を持つ長女、沙衣子
心は乙女だけど怪力の次女、悠里
地下アイドルとして活躍する三女、亜莉栖
そして、無職で引きこもり…
しかしIQ200の天才児である長男、真尋

特技も性格もバラバラの四姉妹(※1人は男子)
祖父の経営する探偵事務所に持ち込まれた奇妙な事件を、
暇を持て余した四姉妹が華麗に解決する!(はず)

今日も今日とて、四姉妹のもとに奇妙な事件が持ち込まれる。
人形に囲まれて生活していた男が何者かに襲われた。
男の証言によると…犯人は人形!?
そこに舞い込んできた亜莉栖の誘拐を知らせる脅迫状!
さらにはもう一通の別の脅迫状も届いて…?
多発する事件の接点は?
四姉妹は無事に事件を解決に導けるのか?

製作  : Revellion
イラスト: ふゆの春秋
音楽  : 福田智樹(ロメロ)
OP   : ScienceBoy/ロメロ
ED   : I know Mystery/ロメロ

★ 発売日:2012年 春のM3にて発売予定
★ 形式:CD-ROM1枚組 (CDケース・モノクロリーフレット付)
★ 価格:¥1,000
★ 収録内容:本編ドラマ(60分)+フリートーク(10分)
★ 初回版のみ亜梨栖キャラクターソング「Airy Sweet☆Girl」収録!

キュン死すること必死のふゆのさんのイラスト、
物語を彩るロメロさんの音楽、
キャラクターに生命を吹き込んでくれた役者さんの演技…
どれも素晴らしいものばかりです!
これでコケたら脚本の責任です(汗


詳細はこちらの公式サイトからご覧下さい。
ディスドライブ公式サイト
$Zombie should not run.-DISDRIVE

※制作団体「りべりおん」がドメインを取得したため
2012年12月よりディスドライブの特設ページURLが変更になります。
ブックマーク等されている方はお手数ですが変更をお願いします。


公式Twitterさんもがんばって宣伝していますので、
よろしければこちらもご覧下さい。
フォローしていただけると中の人が喜びます。
ディスドライブ公式Twitter


よろしくお願いいたします。
(=ΦωΦ)

タイトルの話

物語ができてからタイトルを考えるか、
タイトルが浮かんでから物語を書くか。
それは作家さんによって様々だと思いますが、
僕の場合は7:3でタイトルが先に浮かびます。

タイトルが先に浮かぶと、
あとはタイトルの言葉の持つイメージに沿って
物語をひとつずつ積み重ねる作業になります。
この作業はとても楽しい。

インタビューのように他人に与えられたテーマで書く方が
筆が進みやすいのかもしれません。


逆にタイトルが後手に回ってしまうと苦しい。
書いてるうちに最初とは別のテーマが増えたりして
なんだかしっくりくるタイトルを探すのに苦労します。

脚本はあがってるのにタイトル待ちとか…


なので普段からパッと浮かんだタイトルをこまめにメモっています。
話が思い浮かばないときはメモったタイトルからイメージを借りて。


ところでタイトルメモを見返すのはなかなか面白いものです。
メモった時に何を考えてたかまで書いてないので、
今読んでも意味のわからないものも少なくはない。


試しに3年前のメモ帳から1つ抜いてみます。


「墓参り、ボチボチ」


ネタ帳か。