学生時代から仲が良く、何でも話せる仲の良い友達がいました。


お互いの結婚式でも友人代表スピーチをしました。


何でも話せる親友だと思っていました。


ですが、母が亡くなってから違和感が続きました。


母が亡くなって、行き場のない気持ちの私に「ターミナルの看護って面白いね」と言われたこと。


確かに看取りの看護はやりがいがあると思います。


でもそれは「面白い」とは違いと思います。少なくとも母を看取った私には言って欲しくなかった。


年末年始に会う約束をしていましたが、いろいろあって予定がずれ、私は親友だからこそ言おうと思い、「そんな急に予定を変えられても、うちは実家に母もいないし、全部私がやるしかない。だから急に予定が変わるのは困ると言ったら、そこからそっけなくなり、連絡も取りづらくなりました。


何が正解だったのかもわかりません。


第二子が生まれ、その友達が不妊らしいと聞き、私が先に第二子を出産したことを快く思っていないのかなとも思いました。


私からしたら、実母と話せるのだって羨ましいことです。


一番の親友だったけど、実母を失うことの辛さはわからないと思います。不妊で辛い気持ちも私には思いやることしかできないですが…。


交友関係の広かった母を、今になって尊敬します。いろんな人といつも電話で長話していた母。



私もいつか、自分の本音を話せる友人ができたらと思います。