先週からようやく産休に入りました。

まさかこんなにコロナで大変のことになるとは…。

私の兄は去年、武漢にいました。

コロナのニュースが出た時は違う国にいましたが、「大変なことになる」と人一倍危機感を持っていました。

武漢にいる知人と連絡が取れなくなったからです。

兄からそんなことを聞いていたので、私も危機感は持っていました。

マスクやアルコールも、ここまでの騒動になる前に備えていたのでしばらくはもちそうです。

そんな兄はアメリカから帰国したものの、入国制限がかかる前にまた違う国に行きました。

いつ帰国になるかわからないそうです。

その国も蔓延しているので心配ですが…。


ふと、今この状況で母が生きていたらと思いました。

元気な母だったら、近所の病院でそのまま働いていたんだろうなと思います。

膵臓癌のままだったら…治療はできていたのかな。

癌研有明がコロナにより手術件数を減らすというニュースを見ました。

もしかしたらそういう波に乗って、外来を自粛したりしていたのかもしれません…。

抗がん剤治療をしていて免疫力が落ちていたら、コロナにかかっていたかもしれない。

いろいろ考えます。

本当にコロナの収束を願うばかりです。

病院の同期に聞くと、本当に戦場のようです。

私の職場も産休直前にはマスクや手袋が不足していましたが、病院も同様だそうで…。

病院では災害に対する訓練は散々やりました。

でも、感染症に対する訓練は全くしたことがありませんでした。

マスクやガウンの外し方はやってきました。

でも、そのマスクやガウンは1処置につき1回1回外すと言われてました。

今はそれもできない現状。

今病院で働く医療従事者のことを思うと、本当に心配です。

私が出産する予定の病院は総合病院です。

コロナの人も入院していると聞きました。

すぐそばまで近づいていると思いました。

予定日まであと約1か月。

何とか無事に過ごしたいです。