不倫をする側もされた側も、女性は「私の方が愛されている」と思いたいようです。
どちらが愛されているのかは誰が決めるのでしょうか?
家族としての愛。
女性としての愛。
愛にも形がいろいろあるのですから、「私の方が愛されている」などと、不確かなものを確定しようとするのは浅はかではないでしょうか。
そして、人の気持ちは変わるものです。
今は「私の方が愛されている」かもしれませんが、来年は違うかもしれません。
10年後は違うかもしれません。
誰が一番愛されているのかなんて、どうでもいいことです。
人の気持ちなどわかりません。
口では「あなたを一番愛している」と言ったとしても、その人の本心はわかりません。
そもそも、そういう人は自分を一番愛しているのではないでしょうか。
誰かに愛されなければ満たされない。
そんな思いが執着となり、依存となるのではありませんか?
その人が誰を一番愛していようとも関係ないのではありませんか。
あなたがその人とどうなりたいのか。
その人があなたとどうなりたいのか。
大切なのはそこです。
あなたは、まず、あなた自身を大切にしてください。
男性があなたを大切にしてくれないのであれば、あなたが大切にしてください。
あなたがあなたを愛してください。
素敵な男性は、そういう女性を大切にするものだと思いますよ。
変な男にしか縁がないという人は、あなたが寂しそうだからです。
その心の隙間に入りたい男がやってくるのです。
素敵な女性には、変な男も寄ってきますが、素敵な男性ももちろん寄ってきます。
依存や執着から離れてみませんか。
「もういらない」と、思えれば、あなたの一歩は始まります。
いらないと言わなくてもいい。別れなくてもいい。
そう心に決めることで、自立が始まるのです。