昨日は、文京区の「春のタオル祭り」最終日だったので、富士見湯に行ってきた。
都営三田線の春日駅で降りて、富士見湯方向に歩いていると、何とも言えない下町情緒な感じがした。
日本最初の職業女流小説家の樋口一葉が、このあたりに住んでいたらしく、案内板があった。
樋口一葉の記念館が、現在の台東区竜泉にある。吉原遊郭(今の千束3丁目と4丁目)の近くで、樋口一葉は一時期、雑貨店を営んでいた。
しかし、商売が上手く行かなくなり、丸山福山町に転居し、24歳と6ヶ月で肺結核で死去する。
富士見湯に行ってみると、ここもほとんど高齢者ばっかり。
その中に、若い女性がいました。
ストレートの黒髪の長髪に、細面でスマートで色が白い女性。
髪をかわかしていました。
他にも数人、若い女性がいましたが、今風の見た目の人はひとりもいない。
繁華街から遠くにある春日は、生活力のない感じのおばあさんと若い女性が沢山。
富士見湯から出て、静かな帰り道をそぞろ歩いていると、明治時代にタイムスリップした感じになった。
次回、機会があれば、風呂桶に手拭い、下駄で訪れたい銭湯。