ミュージシャン、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティスト等々…マルチな活躍で常に時代を切り拓いてきたブライアン・イーノ。
自分にとっても最重要アーティストのひとりである彼のドキュメンタリー映画「Eno」を観賞してきた。
新たに開発された自動生成システムを用いて、膨大な量の映像素材とインタヴューをベースに、上映の度に構成や内容が異なるジェネラティブな作品…という事で「なんのこっちゃ?」と思いつつも「とても面白い」との評判に誘われて、渋谷の映画館に。
評判通り…とても面白かった。
音楽、そしてアートについて「なぜ人間にはアートが必要不可欠なものなのか」というテーマをひたすら追い続けるアーティスト、イーノの冒険譚であり、この作品自体がそのテーマに対するひとつの回答でもあり、そうした内容の1時間半の素晴らしい講演のようでもあり…あまりにも情報量が多いので、簡単にまとめる事は難しいが、とにかく面白かった。
自分のように楽器を演奏しない(出来ない)ノン・ミュージシャンの代表でもあるイーノ…そういうスタンスで音楽に臨む者がどうあるべきかという事も、この作品を見ながらだいぶ頭の中が整理された感覚だ。
これが「ジェネラティブ」なこの作品のある一面であり、また違った面も見せるのかと思うと…さすがイーノというか、何か底知れない恐ろしさすら感じる。
特殊な作品である為、公開される劇場が限られてしまっているようだけど、少しでも興味のある方は絶対に観る事をおすすめする。
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今年はアップル中村活動20周年
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