今朝の情報番組で、食物アレルギーが取り上げられていた。

学校給食で、食物アレルギー対策に

かなり積極的に取り組んでいる、
とある地域でのお話。


アレルギーを持つ子が、嫌な思いをしないようにと
アレルゲンを完全除去した給食を作っていた。
見た目は殆ど同じ。


アレルギーを持つ子がいる母としては、

引っ越したいと思うほどに素晴らしい情報だった。
いずれ幼稚園・学校に行きだしたら、

給食は心配事のひとつだから。


VTRが終わり、司会者がこういう話をしていた。


「自分たちの時だって、アレルギーの子はいたはず。」
「でも、みんなと同じ給食を食べていた」
「給食費の問題もあるし、このご時世、給食は必要なのか?」



コメンテーターは、こう言った。
「必ずしも全員が同じものを食べなきゃいけない訳じゃない」
「給食はやめて、全員お弁当にしたらいい」
「お母さんだって、どうせ毎日ご飯を作ってるんでしょ。
アレルゲンのチェックもしながら」


アナウンサーのフォローは的確に入っていた。



別のコーナーに移り、新感覚のスイーツの話題へ。
司会者。
食べたくなかったんだろう。


「今からみんなアレルギーになりますよw」



・・・何て言った?



アレルギーは、好き嫌いと一緒だと言いたい訳ですか?



まあ、知らない人にはそんな認識くらいのものなんだろう。
もちろんそれは仕方のないことだ。

でも、全国ネットの電波に乗せてのその発言に少し凹んだ。
重度の子は死に至る場合もあるというのに。


メディアで「食育」を謳うのならば、

給食こそ必要だと思うのです。
みんなと一緒であるが故に、

苦手なものも食べられたりすることもある。

私は軽い偏食だったけれど、給食はとても好きだった。
3時間目くらいから、給食室から漂う匂いで、
「今日はカレーだね!」とかはしゃいだもんだ。

欠席者がいると、残ったご飯で先生が

小さなおにぎりを作ってくれたりした。
冷凍みかんや、揚げパンなど、

ジャンケン大会をして取り合い。
そんなことも楽しかった。

体調が悪くても、今日の給食の為に来てるんだ!

なんて奴もいたほど。

私の育った地域は、給食が美味しかったというのもある。



給食を懐かしむ大人は多い。
給食が食べられる飲食店なんてのもあるんだから。



給食費の問題は、とても深刻だ。
加えて、アレルギー対策による代替食の大変さ。

「じゃあ給食をなくせばいい」


もちろんそれがいちばん手っ取り早いのだけど。

みんなで同じものを食べる楽しさを。
嫌いなものでも、頑張って食べられてしまうあの時間を。
奪わないであげて欲しい。


私はお金を払ったら食べさせてくれるのなら、
もう一度学校給食が食べたいと思ってるよ。