「第33回ABCお笑いグランプリ」の決勝が29日、大阪市内で行われ、お笑いコンビ、かまいたちが5年ぶり2度目の優勝を果たし、賞金300万円を獲得した。大会は今年から位置づけが大きく変わり、従来の関西若手芸人の登竜門から、全国区のお笑い王者決定戦へ。過去最多の449組がエントリーした激戦を制し、ボケの山内健司(31)は「伸び悩んでいたが、これをきっかけに“再若手”として頑張りたい」と誓った。
ダウンタウンやナインティナインを輩出した伝統のお笑い大会。さらに“格上げ”された今年の決勝を制したかまいたちは、トロフィーを手に、赤いブルマ姿で涙した。
1980年スタートの同大会は朝日放送が主催し、大阪市福島区の同局で決勝が行われる。今年から、より多くの芸人に門戸が開かれた。参加資格は「関西を中心に活動するプロ」から「日本全国のプロ」に。また「コンビ結成5年未満(落語は10年未満)」から「10年以内」に拡充され、一昨年終了した「M-1グランプリ」に代わるお笑い王者決定戦となった。
栄冠を勝ち取った2人は、「鎌鼬」(かまいたち)時代の2007年に制覇。これまでは一度優勝したコンビは“卒業”となったが、ルール改定の恩恵を受けた。
終了後の会見で、同期コンビらの活躍を横目に「(前回受賞後)伸び悩んだ」と明かした山内は、「前回は偶然優勝できた。でも、そこからたくさんネタ作りをした。『ほかのも見せて』と言われても胸を張れる」と自信をみせた。
今年は過去最多の449組がエントリー。予選を経て、前日28日に36組による準決勝を行い、この日のABC系生放送の冒頭、プロボクシング世界ミニマム級王者、井岡一翔選手(22)が決勝進出10組を発表した。
下位から順にネタを披露し、トリ前に登場したかまいたちは渾身のコント「ホームルーム」で勝負。生徒役の山内が赤ブルマで奮闘し、教師役の濱家隆一(28)がツッコミまくった。審査員の渡辺正行(56)も「パターンをうまく裏切り、キャラもはっきりして新しい」と絶賛した。
昨年から100万アップした優勝賞金300万円の使い道について、濱家は「(1人150万円のうち)100万円を母親に、50万円は借金返済と後輩との飲み食いに。ただ痛風なのでお茶だけで…」と笑わせ、山内は「2月の単独ライブで豪華なコントを」とアピール。さらに「コントの全国大会でも優勝」を目標に掲げた。コンビ名の如く、笑いの旋風を巻き起こす。
■かまいたち
山内健司(やまうち・けんじ)はボケ担当。1981(昭和56)年1月17日、島根県松江市生まれ。1メートル68、血液型B。濱家隆一(はまいえ・りゅういち)はツッコミ担当。1983(昭和58)年11月6日、大阪市生まれ。1メートル87、血液型B。
ともに吉本総合芸能学院(NSC)26期生。2004年5月に「鎌鼬」結成。09年4月、コンビ名を平仮名に。07年、第28回ABCお笑い新人グランプリ優勝。08年には第43回上方漫才大賞新人賞を受賞した。NSC同期に藤崎マーケット、天竺鼠ら。
ダウンタウンやナインティナインを輩出した伝統のお笑い大会。さらに“格上げ”された今年の決勝を制したかまいたちは、トロフィーを手に、赤いブルマ姿で涙した。
1980年スタートの同大会は朝日放送が主催し、大阪市福島区の同局で決勝が行われる。今年から、より多くの芸人に門戸が開かれた。参加資格は「関西を中心に活動するプロ」から「日本全国のプロ」に。また「コンビ結成5年未満(落語は10年未満)」から「10年以内」に拡充され、一昨年終了した「M-1グランプリ」に代わるお笑い王者決定戦となった。
栄冠を勝ち取った2人は、「鎌鼬」(かまいたち)時代の2007年に制覇。これまでは一度優勝したコンビは“卒業”となったが、ルール改定の恩恵を受けた。
終了後の会見で、同期コンビらの活躍を横目に「(前回受賞後)伸び悩んだ」と明かした山内は、「前回は偶然優勝できた。でも、そこからたくさんネタ作りをした。『ほかのも見せて』と言われても胸を張れる」と自信をみせた。
今年は過去最多の449組がエントリー。予選を経て、前日28日に36組による準決勝を行い、この日のABC系生放送の冒頭、プロボクシング世界ミニマム級王者、井岡一翔選手(22)が決勝進出10組を発表した。
下位から順にネタを披露し、トリ前に登場したかまいたちは渾身のコント「ホームルーム」で勝負。生徒役の山内が赤ブルマで奮闘し、教師役の濱家隆一(28)がツッコミまくった。審査員の渡辺正行(56)も「パターンをうまく裏切り、キャラもはっきりして新しい」と絶賛した。
昨年から100万アップした優勝賞金300万円の使い道について、濱家は「(1人150万円のうち)100万円を母親に、50万円は借金返済と後輩との飲み食いに。ただ痛風なのでお茶だけで…」と笑わせ、山内は「2月の単独ライブで豪華なコントを」とアピール。さらに「コントの全国大会でも優勝」を目標に掲げた。コンビ名の如く、笑いの旋風を巻き起こす。
■かまいたち
山内健司(やまうち・けんじ)はボケ担当。1981(昭和56)年1月17日、島根県松江市生まれ。1メートル68、血液型B。濱家隆一(はまいえ・りゅういち)はツッコミ担当。1983(昭和58)年11月6日、大阪市生まれ。1メートル87、血液型B。
ともに吉本総合芸能学院(NSC)26期生。2004年5月に「鎌鼬」結成。09年4月、コンビ名を平仮名に。07年、第28回ABCお笑い新人グランプリ優勝。08年には第43回上方漫才大賞新人賞を受賞した。NSC同期に藤崎マーケット、天竺鼠ら。