リクエスト第二弾、ふ~りんさまからのお題です。
『蓮キョのラブ×2、甘×2で、CMかドラマでも良いが、周りの馬の骨(特に松を!)達を蓮は腹黒に素でキョーコちゃんはいつもの様に天然で牽制しつつ、
砂漠を形成して欲しい』というご希望です。
思案した挙げ句、バラエティー番組になっちゃいましたが、ドラマだと長くなりそうでしたので。
それでは下からどうぞ♪
それは番組改編期によくあるバラエティー番組の特別企画のスペシャルな収録だった。
知力・体力・時の運があるもののみが勝ち残る一大イベント。
室内型巨大プールのテーマパークを借り切って行われる収録の為に、男性出演者は水着に薄手のパーカー、女性出演者はこれまた水着だがロングTシャツを着るように指示が出されていた。
「ううっ…モー子さんや百瀬さんみたいに出るトコ出て引っ込んでるトコ引っ込んでるならいいのに…。
仕事だから割りきらなきゃいけないのが口惜しいなぁ…。
上にロングTシャツ着てられるのが救いだよね、モー子さん。」
女性出演者には、ルールのみが知らされていた。
迷路を進み、最初に会った異性をパートナーとして共に様々なイベントをクリアして、ゴールを目指すというもの。
「くじ引きだから入る順番も運次第、迷路も運次第か。
あ、パートナーだって運のいいのに当たらないとあっという間にリタイアよね。
運動神経のいいパートナーに当たる事を祈っておこう。
何しろ賞金かかってるし。」
キョーコのぼやきは丸無視して、ま、頑張りましょとさらりといい放ち、ラブミー部員2号、琴南 奏江は立ち上がった。
「…ところでアンタ、よくあの人がこんな番組出る事許したわね。
後からバレたらそれは恐ろしい事になるんじゃない?」
小さめな声でキョーコに尋ねると、そこは心配ないと自信を見せた。
「多分大丈夫よ。今回は社長さん直々の命令だから、ちゃんと説明しておいてくれるって言ってたから、今朝も何も言われなかったよ?」
数ヶ月前から密かに交際中のキョーコの恋人・蓮は、あんな顔と身体の持ち主に似合わずなんと恋愛初心者だった。
…まぁそれは、キョーコも実は同じようなものだからお互いに落ち着かない所があるのは否めない…が。
嬉しくも恥ずかしくも、蓮はそれはそれはキョーコを溺愛しているのだ。
家族の愛情にも、周囲の友愛にも今まで縁が薄かったキョーコからすれば蓮からの愛情にどこまで甘えていいのか困惑していたのだが。
同時に蓮はキョーコに群がる馬の骨には容赦が無かった。
だからこそ奏江は案じていたのだ。
今回の仕事の様な異性との接触のある仕事を、あの余裕のない敦賀 蓮という男が黙っていられる訳がない、と。
「…何も言わないからこそかえって怖いってのよ。
案外男性出演者の中に入ってるんじゃないの?」
奏江の言葉にまさかぁ、とキョーコが笑ったのだが、ローリィの策略にまんまと嵌まった事に気付いたキョーコが頭を抱えてしゃがみこみ、やはりとため息を吐いた奏江が似非紳士スマイルの蓮の姿を男性出演者の中に見つけるのは、それから10分も経たない本番開始直前のステージの上だった…。
『蓮キョのラブ×2、甘×2で、CMかドラマでも良いが、周りの馬の骨(特に松を!)達を蓮は腹黒に素でキョーコちゃんはいつもの様に天然で牽制しつつ、
砂漠を形成して欲しい』というご希望です。
思案した挙げ句、バラエティー番組になっちゃいましたが、ドラマだと長くなりそうでしたので。
それでは下からどうぞ♪
それは番組改編期によくあるバラエティー番組の特別企画のスペシャルな収録だった。
知力・体力・時の運があるもののみが勝ち残る一大イベント。
室内型巨大プールのテーマパークを借り切って行われる収録の為に、男性出演者は水着に薄手のパーカー、女性出演者はこれまた水着だがロングTシャツを着るように指示が出されていた。
「ううっ…モー子さんや百瀬さんみたいに出るトコ出て引っ込んでるトコ引っ込んでるならいいのに…。
仕事だから割りきらなきゃいけないのが口惜しいなぁ…。
上にロングTシャツ着てられるのが救いだよね、モー子さん。」
女性出演者には、ルールのみが知らされていた。
迷路を進み、最初に会った異性をパートナーとして共に様々なイベントをクリアして、ゴールを目指すというもの。
「くじ引きだから入る順番も運次第、迷路も運次第か。
あ、パートナーだって運のいいのに当たらないとあっという間にリタイアよね。
運動神経のいいパートナーに当たる事を祈っておこう。
何しろ賞金かかってるし。」
キョーコのぼやきは丸無視して、ま、頑張りましょとさらりといい放ち、ラブミー部員2号、琴南 奏江は立ち上がった。
「…ところでアンタ、よくあの人がこんな番組出る事許したわね。
後からバレたらそれは恐ろしい事になるんじゃない?」
小さめな声でキョーコに尋ねると、そこは心配ないと自信を見せた。
「多分大丈夫よ。今回は社長さん直々の命令だから、ちゃんと説明しておいてくれるって言ってたから、今朝も何も言われなかったよ?」
数ヶ月前から密かに交際中のキョーコの恋人・蓮は、あんな顔と身体の持ち主に似合わずなんと恋愛初心者だった。
…まぁそれは、キョーコも実は同じようなものだからお互いに落ち着かない所があるのは否めない…が。
嬉しくも恥ずかしくも、蓮はそれはそれはキョーコを溺愛しているのだ。
家族の愛情にも、周囲の友愛にも今まで縁が薄かったキョーコからすれば蓮からの愛情にどこまで甘えていいのか困惑していたのだが。
同時に蓮はキョーコに群がる馬の骨には容赦が無かった。
だからこそ奏江は案じていたのだ。
今回の仕事の様な異性との接触のある仕事を、あの余裕のない敦賀 蓮という男が黙っていられる訳がない、と。
「…何も言わないからこそかえって怖いってのよ。
案外男性出演者の中に入ってるんじゃないの?」
奏江の言葉にまさかぁ、とキョーコが笑ったのだが、ローリィの策略にまんまと嵌まった事に気付いたキョーコが頭を抱えてしゃがみこみ、やはりとため息を吐いた奏江が似非紳士スマイルの蓮の姿を男性出演者の中に見つけるのは、それから10分も経たない本番開始直前のステージの上だった…。