ここしばらく顎が痛かったから、ちょいと病院に行ってきた。
結果は顎関節症でした。
う~ん、予想通りだったかぁ。
ひどくなるようだと手術をする必要があるらしい。
悪化しなきゃいいんだけど。


先日はじめて寅さんを見た。
男はつらいよの一作目ね。
なんとなくクソつまんないイメージだったんだけど、
実際は最後まで面白かった。
見たことない人に説明すると、
寅さんが地元に戻ってきて引っ掻き回してどっかいっちゃうという内容なの。
この説明だけ見るとクソつまんなそうでしょ?(笑)

寅さんは人情味あふれる人、悪く言えば空気を読まない人。
だからまわりもいちいちかき回され、いつも争いごとが絶えない。
こういう人いるよね。
ただしトリックスターとしての役割を担っていて、
寅さんが自分の好きなようにかき回すことで結果みんな一歩踏み出しているんだ。

ねえ、みんなは本音を出すことしてる?
君が好きだとか、それは嫌だとか、これをやりたいとか。
時にそういう気持ちを隠すことが美徳とされるじゃん。
でもさ。そうなのかな?
いわなきゃ伝わらないこともあるんだよ。
人間は100すべて伝わるようにはできてないんだよ。
いうと角が立つと思って隠しているその気持ちが、
すごくいい方向に転がるかもしれないよ。
察することや恥という概念がある日本文化は本当にすばらしいと思うけど、
空気を読むことを意識しすぎると昨日の自分が定めた限界をこえられないよ。
それに本音を隠したまま生きていくのは苦しいものでしょう?

与えれば返ってくるもんだ。
打算的な言葉で言い換えれば、ほしけりゃ与えなさい。
そうすることで循環してくんだよ。