忙しい6月がようやく終わった
先週末に6月末締切のものを

何とか終わらせることができ

残るは算定基礎届の提出だ

我々 会社員の社会保険料は
4月 5月 6月の3ヶ月の給与額を基に1年間の金額が決定される
春に残業すると 社会保険料が高くなると言われているのはそのためだ


保険料の算出の基礎となる給与支払額を

年金事務所に提出するのだが
その書類が「算定基礎届」

一連の手続きが「定時改定」と呼ばれている


入社日や退社日 保険加入時期 直近の給与の増減で

誰が対象となるか

対象の選定が難しく

手引書と首っ引きでの作業だ

因みに異動等で給与に一定程度以上の変動がある場合

その都度「随時改定」という手続きをする


今年は春先に大きな人事異動があり

随時改定の対象となる社員が多数 出た


給与の変動後3ヶ月分の平均額を一人一人算出し

誰が対象になるか確認する


基準に該当する社員は

給与変更の時期に基づき

7月 8月 9月付で随時改定の手続きとなる

 

その場合は定時改定の対象とはならない

 

一方 6月に社内の別部門で人事異動があったが

そのタイミングでの異動は定時改定の対象とされる

 

いったん定時改訂をした上で

10月付で改めて随時改定手続きをするわけだ

 

定時改定も随時改定も以前は紙での提出で

全員の3ヶ月分の給与額と勤務日数を

用紙にひたすら記入していた


今ではオンラインで入力して申請できるようになり

かなり楽になった


最近では給与ソフトに便利な機能が付いている

オンライン申請できる算定基礎届用ファイルを

ボタン一つで作成してくれるという大変ありがたい機能だ

 

ただ 当社で使っている給与ソフトで作成したファイルは

エラー判定されてしまう

 

魔法のようなボタンの恩恵には与れないので 手入力している
手書きに比べれば格段に楽になったとはいえ

スタッフ全員の3ヶ月分の給与額と勤務日数を入力するのは

気の遠くなる作業だ


間違いが許されない緊張感と単純作業をしていると

睡魔がやってくるので

この作業は

締切の7月10日まで続く