今回は 此方のアコースティックギターの調整をやってみましょう。


  
 此方は 珍しく 新品を購入 しております。
 他のこ は 中古で、程度のすこぶる良い 綺麗でしっかりと使われてきたもの 
 を 出逢い次第 お迎えしています。
 なんでも 連れて帰るわけではないのに、長年かかって この数になりました。

 新品は 製造段階で、本体は 職人の で 調整されていきます。(たかいやつ)
 ところが 細かい部品は 製品のまま嵌め込み されていきます。
 近年では 職人も居なくなり、フル オートメーション。
 かつての 愉しかった 個体のバラつき、自分の好みに出逢う ことができなくなっています。

 そもそも 新品は それぞれのユーザーの好みが違うので、
 サドル ナット は 個人で低く調整することが前提  になっており、
 どちらかというと 大きめに 幅を広く されていきます。

 もちろん そのままでも なにも問題はありません。

 今までなにも触れることなく 此方を扱ってきましたが、
 弦高を少しおとしてみよう と 思いました。
 加えて 弦の振動を伝える 最重要部品 であるにもかかわらず、
 出来上がりの納入された部品を そのまま 嵌め込みされていきます。

 細かいことを言い出すと、
 部品の接する面 の 平面度がでていなくて、
 せっかく職人さんが 鳴りの良いボディーを微調整されても、
 振動が伝わりきらない勿体ないことになっています
 そこまでやって出荷されるものは アーティスト向けに
 提供される 一本ぐらいのもの。

 エレキギターなどは 六角レンチで調整出来ますので、気楽に頻繁にできます。





 それでは やっていきます。





 ここを 自己責任で 切削 平面だし 

 やり過ぎは イッパツ終了 ですので、急がず少しずつ やります。
 なかなか 面倒 。ちょくちょく 嵌め込み チューニング チェック。。




 3日 やって(少しずつ) どうでしょう、0.5 ~0.6 ぐらい おちたでしょうか?





 たかだか それだけのことですが、
 体感的に、物凄く 弾き易くなりました。

 そして何より 響きが激増し して、サスティーンが凄くなり、倍音がよりでてくる

 此方は前回、やり過ぎてしまい、、
 微妙に ビリつきがでたので、
 部品を取り寄せて やり直し しました。

 同じく 鳴りが激増し に なっております。
 せっかく 総単板 なのに 鳴りきらないのは 勿体ない。
 逆に 鳴り過ぎる個体は ここで好きなようにコントロールできる わけです。
 部品を取り寄せて、数パターンを創っておく というのも アリ です。




https://youtu.be/ErvgV4P6Fzc?si=1Ux8iYwAwJvDJ4yk


https://youtu.be/hrc39SN8Ma8?si=m0JoztBuoB2VR_RF


https://youtu.be/tx9h41gaNo0?si=DrS7Wfdmexvu_M1j


https://youtu.be/hByYAIW2vwA?si=5rcYq3DCp3ZakIGO