8/20~8/21

一生に一度は富士山に登り、ご来光を見たいと思っていました。

今年は会社の方からお誘いがありました。

とおるは台湾から帰国した翌日は部活の合宿・英検対策の講習と予定がたくさんあったのですが、

わたし一人に登山させるのが心配で不本意ながらもつきあってくれました。

JTBのこのツアーは新しくできた八合目にある山小屋「東洋館」に宿泊ができるというのでまたとない機会だと即決しました。

Wi-Fi付きで簡易個室もありトイレもキレイでした、登山経験者の同僚はこんなに豪華な山小屋は初めてだそうです。

ガイドさんはベテランの方で、天候にも恵まれて、ご来光を見て、人生の願いの一つをかなえることができました。

 

初めての山登りに富士山を選んだのは今から考えるとチャレンジャーだなぁって。

夕方に山小屋に到着し、仮眠して、23時に登山をするのは体調が万全な状態でなければならない、

わたしは山小屋が寒くって、あの時間ではほとんど眠ることができませんでした。とおるは熟睡していました。

23時から本格的に山頂を目指す登山が始まった時は登りながら寝ていた感じでした。

火山岩が険しくロッククライミングのように岩に手を付けてはって登っていきました、

途中で軽い高山病にかかり嘔吐しながら登りました。

3時半に山頂についた頃には何も考えることができませんでした。

山小屋に入り少し休んでいると寝てしまいました。とおるは横でカップ麺をすすっていた、

カップヌードルの山頂価格は1000円でした。真冬並みの寒さの山頂ではとてもおいしかったそう。

その後、火山口めぐり(お鉢巡り)と最高点剣が峰を登り、天気がいい日にしか見られない、影富士を見ました。

一度で見るべき景色を全部見たのはラッキーな方だそう、曇りや雨天に遭遇する人もたくさんいて、

2度3度と登山するそう。わたしは本当に生涯一度で済んだようです。

6時から下山を開始し、途中からは個人のペースで下山することになり、登山とは違って砂と砂利の地面に

処所に畳石の混在ルートでここでも嘔吐しながら下山をするはめに・・・

下山途中で同じツアーのおばあちゃんがいて、その方は滑ってしまったそうで、

石の上に座っていました。ピッケルがないというので、二人で1本ずつ貸しました。

とおるはその方のリュックを背負って、さっさと下山していった。

わたしは足の親指から出血したこともあり、ゆっくりと下山しました。9時半に五合目まで降りてくると、

とおるはアイスを食べていた。

今回はとおるは体調を崩すことなく、わたしのケアもしてくれました。とてもたのもしかった、

合宿で100本ダッシュ(50mプールを100回往復する)という恒例の練習メニューをこなしてきたばかりで、

初めての富士山登山も元気よく、よく寝てよく食べていた。毎日ごはんをまじめに作ってあげてよかったと思いました。

 

深夜の登山道からみた星空と御殿場市街の夜景

 
 
 
 
 
火山口
山頂で日の出をみる登山客
 
東洋館の夕食と朝食の稲荷寿司、とおるはごはんを4膳お代わりしました。