先日の内容に引き続き。
■20代の賃金をあげるべきか?
・内需拡大と、20代の”ワカモノ”の雇用対策は別に考えるべき。各年代、性別の問題は、地域地域によって実情が全く異なる。各自治体個別の対応が重要だ。「コマツ」の女性従業員でも、既婚率、出生率、離職率の実態は、国内各地で全く異なる。重要なのは、「SY」⇒「数字を読む」。
→アメリカの大学はどうなっている?
■「青森のりんご」のブランディング化
・上海などの中国の富裕層向けに、津軽の新品種「大紅栄」が輸出されている。
しかもひとつ2,000円という金額で販売されている。番組の中では、ぽんぽん売れていた。
→購買力の違い、勢いの違いが顕著だ。
「藩」から「日本」へ。その次は、「日本」から「世界」へ。
羽田の国際化もあいまってもはや待ったなし。とはいえ、まだまだ交通費、為替、言葉の壁は大きいが・・・。
■少子高齢化が世界で一番急速に進んでおり、それにともなう問題も顕在化。
・世界に先駆けて、少子高齢化現象がすすんでいるのだから、世界に先駆けて問題解決していかなければなら ない。独居老人用のロボット等システムの開発は急務。
そのソリューショは、今後高齢化がすすむ中国等の諸国に提案してビジネスチャンスとすることができる。
→高齢化問題に関しては、ハードの面はもちろん、ソフトの面もソリューションを開発していきたい。ジャパンスタンダードといえるくらいに。
■留学生の減少
・学生が海外に出たがらない。大学3年や4年という、いい時期を同じような真っ黒なスーツを着て、
同じような就活をするのはもったいない。
→アメリカの大学はどういう就活システムになっているのか?
■IBMの理念=「スマータープラネット」、ゆるぎなき未来
・目指すべき理念に基づいて、各個別の問題を解決していく。
いまやパソコンのハードの販売会社ではなく、ソリューションを考え販売していく会社に。
→今まで、日本の諸問題の根源的解決の肝は、「地方分権」だと思っていたが一歩突き抜けた。
IBMの戦略を念頭に置くと、地方分権などよりもビジネスによるソリューション、ビジネスによる行政、政治へのアプローチのほうが現実的かつ速やかに解決へと近づける気がする。坂本龍馬の行き方に通じる点があるのではないだろうか?その行き着く先は、資本主義、共産・共和主義の枠組みを超えた、新たな社会構造。そこまでのソリューションの創造、イノベーションを積み重ねている。
■所感
⇒総理大臣は、原発や新幹線、電力またはそれらの運用のシステムの販売等、トップセールスでやっていかなければならなくなる。今後の生き残りのキーワードがそこにあるとすれば、方向性もおのずと見えてくる。
教育・治安・国防・外交等の現在の諸問題の解決の方向性は、その先にある。