東京事変 「大発見」 | FRANK's blog 『Room 11』

東京事変 「大発見」

東京事変のニューアルバム「大発見」が今月リリースされる。考えてみれば東京事変は椎名林檎ソロのキャリアより長くなってしまっている…。

今回アルバムでは、そんなソロ~事変のキャリアの中でも初のことが行われている。

先行シングル収録曲が2曲とも収められているのだ。いわゆる表題曲とカップリング曲である。

ソロ時代からカップリング曲をアルバムに収録してこなかった彼女。
そこにはシングルCDも買わそうとするあざとさも少し見えたが、ファンとしてはマニアックな感覚を刺激されたし、音楽に対するこだわりが見えた部分でもある。

しかし今回はアルバムのたった一ヶ月ほど前にリリースされたシングルCD収録曲が2曲とも収められている。
彼女でも制御できないレコード会社との軋轢があったのだろうか…。

さらに言うと「大発見」のボーナストラックは「天国へようこそ」の別バージョンである。
お世辞にもいいとは言えない、配信限定でリリースされたこの駄曲の別バージョンを誰が聴きたいのだろう?
通常ボーナストラックとは本編に全く関係ないサプライズ曲を収録するもので、それゆえアルバム本体とは切り離して楽しめるものなのだ。しかし「天国へようこそ」はアルバム1曲目。いわばアルバムの顔なのだ。その別バージョンをラストに収録するなら、ボーナストラックなんていうワケワカな区別はやめてほしい。

前作「スポーツ」は彼女のキャリア中、最高傑作といえるほどの素晴らしすぎるアルバムだった。
正直に言うと「スポーツ」を越えるアルバムを今後作るのは不可能かとも思ってしまう。それほどまでの高みに達してしまったアルバムであった。

果たして今回はどうか…?